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日英語対照による英語学演習シリーズ 1
音声学・音韻論

窪薗晴夫[著]

定価
2,200円(2,000円+税)
ISBN
978-4-87424-156-1 C3081
発売日
1998/3/20
判型
A5
ページ数
180頁
ジャンル
言語学・英語学 ― <日英語対照による英語学演習シリーズ>
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日英語の音声構造と音韻構造の共通性と相違を、最新の研究成果を含めて解説。【目次】言語の研究と音声の研究/音声産出の仕組み/音素と音素体系/音節とモーラ/語アクセント/文の発音/練習問題/ほか


<日英語対照による英語学演習シリーズ>
■西光義弘 編
『日英語対照による英語学概論』の各章を発展させて誕生したシリーズ。より広範囲・・・(全文を読む)な現象について豊富で具体的な用例に解説を加えている。言語学や英語学、国語学などを専攻する学部の3, 4年生対象。品切あり(6, 7は未刊・品切あり)。

関連情報
【テキスト採用】
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目次
まえがき

■第1章 言語の研究と音声の研究
  1.1 はじめに
  1.2 言語研究における音声の研究
  1.3 音声研究の諸分野
  1.4 音声学と音韻論
 練習問題
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■第2章 音声産出の仕組み
  2.1 はじめに
  2.2 発音器官
  2.3 喉頭の機能
  2.4 調音
  2.5 母音と子音
  2.6 母音日
   2.6.1 母音の記述様式
   2.6.2 母音の有標性
  2.7 子音
   2.7.1 子音の記述様式
   2.7.2 子音の有標性
 練習問題
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Further Study(1)
 
■第3章 音素と音素体系
  3.1 音と音素
  3.2 音素と異音
  3.3 音素の抽出方法
   3.3.1 問題
   3.3.2 ミニマルペアと相補分布
   3.3.3 音声的類似性
  3.4 音素体系
   3.4.1 母音体系
   3.4.2 子音体系
 練習問題
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■第4章 音節とモーラ
  4.1 はじめに
  4.2 音節とは何か
  4.3 モーラとは何か
  4.4 モーラ言語と音節言語
  4.5 英語のモーラ
  4.6 日本語の音節
  4.7 音節構造
   4.7.1 開音節と閉音節
   4.7.2 頭子音と尾子音
   4.7.3 子音結合
 練習問題
 Further Reading
 
Further Study(2)
 
■第5章 語アクセント
  5.1 はじめに
  5.2 語アクセントとは何か
  5.3 高さアクセントと強さアクセント
  5.4 平板式アクセントと第2強勢
  5.5 アクセント付与規則
   5.5.1 自由アクセントと固定アクセント
   5.5.2 アクセントの弁別機能とアクセント規則
   5.5.3 形態構造とアクセント型
   5.5.4 アクセント型の有標性
   5.5.5 品詞とアクセント型
   5.5.6 語種とアクセント型
   5.5.7 音節構造とアクセント型
  5.6 派生語のアクセント
  5.7 複合語のアクセント
   5.7.1 複合語とは何か
   5.7.2 複合語アクセント規則
   5.7.3 2種類の複合語
 練習問題
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Further Study(3)
 
■第6章 文の発音
  6.1 はじめに
  6.2 文アクセント
   6.2.1 付属語のアクセント
   6.2.2 匂強勢規則とダウンステップ
   6.2.3 焦点と文アクセント
  6.3 リズム
   6.3.1 リズムとは何か
   6.3.2 音節拍リズムと強勢拍リズム
   6.3.3 日本語の音節拍リズム
   6.3.4 英語の強勢拍リズム
  6.4 イントネーション
   6.4.1 語ピッチ言語とイントネーション言語
   6.4.2 語アクセントとイントネーション
 練習問題
 Further Reading
 
Further Study(4)

結び

引用文献
索引
著者紹介
窪薗晴夫(くぼぞの・はるお)

1957年鹿児島県生まれ。1979年大阪外国語大学英語学科卒業,1981年名古屋大学大学院博士課程前期修了,1983年-1986年エジンバラ大学大学院留学(1988年,Ph.D.)。1994年-1995年カリフォルニア大学客員研究員。南山大学外国語学部助教授,大阪外国語大学(現大阪大学外国語学部) ,神戸大学文学部を経て,現在,人間文化研究機構・国立国語研究所教授。主な業績に『英語の発音と英詩の韻律』(共著,英潮社1991),The Organization of Japanese Prosody(くろしお出版 1993),『語形成と音韻構造』(くろしお出版 1995),『音韻構造とアクセント』(共著,研究社 1998),『日本語の発音教室』共著,くろしお出版),『日本語の音声』 (岩波書店 1999) など。