ことばと文字 2号

品切

ことばと文字 2号

国際化時代の日本語と文字を考える

公益財団法人日本のローマ字社[編集・発行]

定価
1,100円(1,000円+税)
ISBN
978-4-87424-633-7 C3381
発売日
2014/10/15
判型
A5
ページ数
194頁
ジャンル
日本語学 ― <ことばと文字>
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紀伊國屋書店 丸善・ジュンク堂書店・文教堂

特集「日本語教育史」。前田均/金沢朱美/小川誉子美/酒井順一郎/祝利/宋群/伊藤孝行/河路由佳/田中祐輔/西原鈴子/庵功雄/ましこ・ひでのり/溝口裕也・茅島篤/松田結貴/畠山衛/ほか


<ことばと文字>
■公益財団法人 日本のローマ字社 編集・発行
国際化時代に「日本語の未来と文字を考える」雑誌。特定の文字による日本語改革論・・・(全文を読む)を会員のみで述べあうのではなく、広くことばと文字をテーマとして議論を交わす場に。1~12号は年2回、13号以降は年1回刊行。2号以降は毎号特集あり(品切あり)。

関連情報

目次
【特集 日本語教育史】
日本語教育史研究の現状と課題
前田 均

W.H. メドハーストと著書『英和・和英語彙』をめぐる一考察
金沢朱美

新聞が報じた日本語教育―日露戦争前後の極東ロシア―
小川誉子美

戦前期上海に於ける日本語ブームの一考察―第一次上海事変前後を中心に―
酒井順一郎

在満白系ロシア人に対する日本語教育―1938 年建国大学の事例を中心に―
祝 利

「関東州日本語教育研究会」に見る太平洋戦争期の「日本語の国語的教授」
宋 群

タイ日本語教育史一片─「埋もれた学者」泉虎一とことば─
伊藤孝行

戦時下日本発信の「やさしい日本語」から学べること
―国際文化振興会『日本のことば』と『NIPPONGO』―
河路由佳

中国の大学における「日本語教育」ともう一つの「国語教育」
―日中友好と相互理解に貢献した神奈川県教育委員会中国日本語教師派遣事業の発端・経緯・評価から―
田中祐輔

【日本語の学習と教育 最新情報】
日本語学習と文字表記
西原鈴子

言語的マイノリティに対する言語上の保障と「やさしい日本語」
―「多文化共生社会」の基礎として―
庵 功雄

「ニホンジンの、ニホンジンによる、ニホンジンのためのニホンゴ」という幻想
ましこ・ひでのり

小学校におけるローマ字教育の問題点
溝口裕也・茅島 篤

【研究最前線】
メディアに埋め込まれる文化的アイデンティティ:
音楽タイトルにおけるローマ字表記についての考察
松田結貴

メタ言語意識の識字読解力及び語彙知識への貢献:
音韻意識と形態素意識を中心に
畠山 衛

【日本語教育の現場から】
誤用の用 浜田盛男

アメリカでの外国語教育の様相変化―現場での具体例と共に
武田典子

【エッセイ】
随想:
氏名権・人格権・アイデンティティ
―「あいまいな日本」のわたしの主張
須田 稔

中国の書家
陳黙氏・兵頭和美

【人とことば】
中学教師、黒柳勲の漢字に関する報告―『俗字略字』の意味するもの(第2回)
杉本つとむ

【Kirinukity?】

著者紹介