ことばと文字 7号

ことばと文字 7号

国際化時代の日本語と文字を考える

公益財団法人日本のローマ字社[編集・発行]

定価
1,320円(1,200円+税)
ISBN
978-4-87424-681-8 C3381
発売日
2017/4/11
判型
A5
ページ数
228頁
ジャンル
日本語学 ― <ことばと文字>
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紀伊國屋書店 丸善・ジュンク堂書店・文教堂

特集「外国語としての日本語をどう学んだか ―学習者から見た日本語学習―」。青木直子/浜田盛男/ジョセフ・エサティエ/周振/楊帆/ヴォロビヨワ ガリーナ/パルデシ プラシャント/ベケシュ アンドレイ/ほか


<ことばと文字>
■公益財団法人 日本のローマ字社 編集・発行
国際化時代に「日本語の未来と文字を考える」雑誌。特定の文・・・(全文を読む)字による日本語改革論を会員のみで述べあうのではなく、広くことばと文字をテーマとして議論を交わす場に。1~12号は年2回、13号以降は年1回刊行。2号以降は毎号特集あり(品切あり)。

関連情報

目次
【「特集」外国語としての日本語をどう学んだか ―学習者から見た日本語学習―
 Learning Japanese as a Foreign Language ―from Learners' Perspectives―】

巻頭言
青木直子

はじめに
浜田盛男

あるアメリカ人の日本語学習体験
ジョセフ・エサティエ

日本語の学習と使用について
周 振

バイリンガルになる過程における私と日本語
楊 帆

私の運命となった日本語
ヴォロビヨワ ガリーナ

私の日本語を学ぶ旅
パルデシ プラシャント

船上で日本語を学ぶ
ベケシュ アンドレイ

「日本語」または「ニホンゴ」
バニン・オルランド

日本語独学の“ 千里の道”
スニトコ・タチアナ

外国語としての日本語の学習
金 善美

美しい日本語の私
コーディー・ポールトン

【日本語教育の現場から】

インターカルチュラル日本語教育の実践としての日本滞在型日本語講座
ドラマティックコミュニティ:日本語コミュニケーション講座
野呂博子

【研究最前線】
実践者の長期に渡る実践と省察を支える機構の構築に向けての第一歩
―外国にルーツを持つ子どもへの学習支援のふり返り―半原芳子

外国につながる「困り感」のある子どもの指導に関して
川崎直子

【<論考> ことばの表記・作家と文体・ことばと社会】
常用漢字の源流をさぐる(2)
杉本つとむ

点字と墨字のわかちがきについて
なかのまき

村上春樹作品における欧文脈をめぐって
―文体構築の観点から― (2)
霜崎 實

自己の言語を絶対化する人たち
―「させていただく」の検討から始める―
前田 均

PPAPとユーモア理論
東 照二

橋下徹の討論におけるネゴシエーション
―なぜ、彼は「ヒトラー」「ドナルド・トランプ」などと呼ばれるのか―
柴田勝来

【人とことば】
《連載》呉建堂の「万葉精神」と『台湾万葉集』
―戦後台湾の日本語短詩系文芸の担い手、黄霊芝、黄得龍に照らして―
河路由佳

著者紹介