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ワークブック 日本語の歴史

岡崎友子/森勇太[著]

定価
1,650円(1,500円+税)
ISBN
978-4-87424-706-8 C1081
発売日
2016/10/14
判型
B5
ページ数
144頁 + 別冊4頁
ジャンル
日本語学 ― 日本語学入門
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リアル書店在庫
紀伊國屋書店 丸善・ジュンク堂書店・文教堂

日本語の歴史について上代から現代まで学べる書き込み式ワークブック。全30講。各講が見開き2ページで構成されており使いやすい。項目によって「基礎」と「応用」が分かれているため、幅広い学習者に対応。解答および切り取って使える課題付き。

関連情報
【誤植・修正】
第1~4刷にて、それぞれ誤植がありました。
各刷での修正箇所をまとめたPDFをご用意しましたので、下記リンクからダウンロードしてください。

 → http://www.9640.jp/MATERIALS/706/706_errata_ver.2.pdf

ご迷惑をおかけし、お詫び申し上げます。

【テキスト採用】
ご採用検討の先生に採用見本をご用意しております。
ご希望の方は下記からお問い合わせください。

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目次
本書について  本書を使用する上での注意  キーワード一覧
第1講 総 論
第2講 日本語のいちばん古い姿(上代)
第3講 書きたい! 日本のことば
第4講 酒=「サケ」、酒屋=「サカヤ」
第5講 王朝文学、花開く(中古・和文資料)
第6講 漢文力!(中古・訓点資料)
第7講 「いろはにほへと」は諸行無常
第8講 漢文訓読・和文のことばと、古代語の色
第9講 起く・起くるとき・起くれば
第10講 食ひつ、食ひき、食はむ
第11講 「ぞ」がきたら文末は連体形!
第12講 武士の時代へ(中世前期)
第13講 狂言・抄物・キリシタン資料(中世後期)
第14講 モジモジことば
第15講 庶民の文化、栄える(近世)
第16講 「こんにった」「ねんぶっと」
第17講 一段化、完了!
第18講 武士・江戸っ子・遊女のことば
第19講 国学者たち.
第20講 文明開化(近代)
第21講 君、近代のことばを学びたまえ
第22講 吾輩のウォッチであとテンミニッツ
第23講 現代にも起こっている変化
第24講 「標準語」はつくられた?
第25講 発音の変化のおさらい.
第26講 「おほね」から「だいこん」へ.
第27講 日本語の分析的傾向
第28講 古代語に「です」「ます」はなかった
第29講 頼み方、謝り方の歴史
第30講 こ・そ・あ
あとがき  用例出典
巻末課題
著者紹介
岡﨑友子(おかざき ともこ)
1967年生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。大阪大学助手、就実大学人文科学部准教授等を経て、現在、東洋大学文学部教授。専門は日本語史。論文・著書に、「指示詞再考―コロケーション強度からみる中古のコノ・ソノ・カノ+名詞句―」(『日本語学』11月増刊号、明治書院、2014年)、「指示詞系接続語の歴史的変化―中古の「カクテ・サテ」を中心に―」(『日本語文法の歴史と変化』くろしお出版、2011年)、『日本語指示詞の歴史的研究』(ひつじ書房、2010年)などがある。

森勇太(もり ゆうた)
1985年生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。日本学術振興会特別研究員、関西大学助教を経て、現在、関西大学文学部准教授。専門は日本語史。論文・著書に、「申し出表現の歴史的変遷―授受表現の運用史として―」(『歴史語用論の世界』ひつじ書房、2014年)、「条件表現を由来とする勧め表現の歴史―江戸・東京と上方・関西の対照から―」(『近代語研究』18、武蔵野書院、2015年)、『発話行為から見た日本語授受表現の歴史的研究』(ひつじ書房、2016年)などがある。