新刊
ことばと文字 18号
地球時代の日本語と文字を考える
公益財団法人日本のローマ字社[編集・発行]
- 定価
- 2,200円(2,000円+税)
- ISBN
- 978-4-8011-1013-7 C3381
- 発売日
- 2025/4/25
- 判型
- A5
- ページ数
- 186頁
- ジャンル
- 日本語学 ― <ことばと文字>
特集「語彙と文字の近代化ー対照言語史の視点から」。田中牧郎/高田博行/堀田隆一/木村 一/髙橋雄太/陳 力衛/千葉謙悟/家入葉子/中山匡美/高田博行/大倉子南/西山教行/片山幹生/NRSローマ字研究会/作本大祐/杉浦 黎/宮腰 駿/木村義之/長塚真琴/白川博之/大島中正
<ことばと文字>
■公益財団法人 日本のローマ字社 ・・・(全文を読む)編集・発行
国際化時代に「日本語の未来と文字を考える」雑誌。特定の文字による日本語改革論を会員のみで述べあうのではなく、広くことばと文字をテーマとして議論を交わす場に。1~12号は年2回、13号以降は年1回刊行。2号以降は毎号特集あり(品切あり)。
関連情報
- 目次
- 【特集 語彙と文字の近代化 ─対照言語史の視点から】
《序論》対照言語史から見た語彙と文字の近代化
田中牧郎/高田博行/堀田隆一
日本語の語彙と文字・表記の近代化
田中牧郎
西洋言語との接触による文字の近代化
木村 一
近代語の表記の変遷からみる「当用漢字表」
髙橋雄太
日本語における漢語語彙の近代化
陳 力衛
中国語における語彙と漢字の近代化
─北京語の革新と鋳造活字の誕生
千葉謙悟
英語語彙の近代化 ─英語史におけるギリシア借用語
堀田隆一
15世紀英語の綴り字のバリエーションとその収束
─ Pepys2125 写本の事例から綴り字研究の課題を考える
家入葉子
後期近代英語期の綴り字改革─挫折と成功
中山匡美
ドイツ語の語彙と綴字法の近代化
高田博行
ドイツ語史における文字の近代化
─イデオロギー化された文字
大倉子南
フランス語の近代化における辞書の貢献
西山教行
豊穣なる混沌
─ルネサンス期のフランス語における語彙の拡張
片山幹生
〈意見書〉
国語分科会「ローマ字使用の在り方」に関して
NRS ローマ字研究会
〈論考〉地域言語の諸相
アルザス語の言語状況と綴字法における多様性
作本大祐/杉浦 黎/宮腰 駿
研究ノート
近代作家の直筆原稿と異体字─太宰治『人間失格』の場合
木村義之
本の紹介
水林章『日本語に生まれること、フランス語を生きること』(2023 年、春秋社)
長塚真琴
エッセイ
日本語なのにだから難しい
─母語を客観視する訓練
白川博之
ことばのある種の用法
─説得の手だてまたは思索の足がかりとして
大島中正
著者紹介
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