日本語の節・文の連接とモダリティ

日本語の節・文の連接とモダリティ

角田三枝[著]

価格
3,300円+税
ISBN
978-4-87424-295-7 C3081
発売日
2004/6/1
判型
A5
ページ数
234頁
ジャンル
日本語学 ― 日本語学専門
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従属節と主節の連接に関して、5つのレベルを設定、原因・理由、逆接、条件など、接続表現の用法を体系的に解明。さらに、ノダの思考プロセスを提案、ノダ文の多岐にわたる用法を統一的に説明。

関連情報

目次
■第1章 本書のねらい、構成、意義

■第2章 節の連接とモダリティ

 2. 1 この章のねらい、構成、意義

 2. 2 先行研究
  2. 2. 1 一般言語学における先行研究
  2. 2. 2 日本語研究における先行研究

 2. 3 節の連接における本論の提案とその分析
  2. 3. 1 五つのレベル
  2. 3. 2 中右の三つの「領域」およびSweetserの三つのdomainsと本論との比較
  2. 3. 3 従属節の述部の構造とモダリティの関係

 2. 4 本論で扱う接続表現について

 2. 5 従属節と主節の連接における制限

 2. 6 原因・理由を表す接続表現
  2. 6. 1 タメ(ニ)
  2. 6. 2 ノデ
  2. 6. 3 カラ

 2. 7 逆接を表す接続表現
  2. 7. 1 ナガラ
  2. 7. 2 ニモカカワラズ
  2. 7. 3 ノニ
  2. 7. 4 ガ・ケレド

 2. 8 条件を表す接続表現
  2. 8. 1 ト
  2. 8. 2 バ
  2. 8. 3 タラ
  2. 8. 4 ナラ
  2. 8. 5 仮定か前提かによる細かい使い分け

 2. 9 従属節の述部の形態

 2. 10 まとめ

■第3章 ノダの思考プロセス

 3. 1 ねらい

 3. 2 先行研究

 3. 3 ノダの思考プロセス

 3. 4 ノダのサイクルの実現
  3. 4. 1 物体の認識
  3. 4. 2 現象の認識
  3. 4. 3 言語の認識
  3. 4. 4 判断内容に基づくさらなる判断
  3. 4. 5 ノダのサイクルのまとめ
  3. 4. 6 プロトタイプ
  3. 4. 7 小説の中などで:参加者の重層性

 3. 5 ノダのサイクルとノダの用法――先行研究との比較
  3. 5. 1 先行研究の検討:益岡(2001b)の分類
  3. 5. 2 先行研究の検討:奥田(1990)の分類
  3. 5. 3 ノダを単独で用いる場合
    3. 5. 3. 1 「これでいいのだ!」
    3. 5. 3. 2 思い出しのノダ
    3. 5. 3. 3 「現象描写文」との違い
  3. 5. 4 感情表現について
  3. 5. 5 談話の中で、ノダが突然出てくるように見える現象
  3. 5. 6 ノダが従属節に現れる用法――カラとノダカラ
  3. 5. 7 郵便局に行くんですか
  3. 5. 8 先行研究との比較のまとめ

 3. 6 談話レベルの用法――ノダの思考プロセスのメタファー

 3. 7 名詞+ダあるいは名詞+ナノダ

 3. 8 ノダ文を使いにくい場合

 3. 9 一般言語学的な意義―文法研究方法への提案

 3. 10 結論

■第4章 ワケダ、ワケデハナイ

 4. 1 ねらい

 4. 2 先行研究

 4. 3 本論の考えと分析

 4. 4 ワケダの環およびワケダとノダの射程の幅
  4. 4. 1 ワケダの二つのタイプとノダの関係
  4. 4. 2 引用形を含むかどうか

 4. 5 ワケナノダ

 4. 6 メタファー用法:納得、驚きを表す用法

 4. 7 談話的効果のまとめ

 4. 8 推論を含むかどうか

 4. 9 結論

■第5章 節の連接と思考プロセス

 5. 1 はじめに

 5. 2 「事態間レベル」:ノデとカラ
  5. 2. 1 「事態間レベル」:ノデを用いる場合
  5. 2. 2 「事態間レベル」:カラを用いる場合
  5. 2. 3 「事態間レベル」:ノデとカラとノダの思考プロセス

 5. 3 IV「判断の根拠」:カラとノダカラ
  5. 3. 1 IV「判断の根拠」:カラを用いる場合
  5. 3. 2 IV「判断の根拠」:ノダカラを用いる場合
    5. 3. 2. 1 話者の直前の判断を表すノダカラ
    5. 3. 2. 2 話者の強い確信を表すノダカラ
    5. 3. 2. 3 統語的なノダカラ
  5. 3. 3 IV「判断の根拠」:カラとノダカラとノダのサイクル

 5. 4 V「発話行為の前提」:カラとノダカラ
  5. 4. 1 独自のモダリティを表すノダカラ
  5. 4. 2 ノダカラ節の独立性とモダリティ
    5. 4. 2. 1 「ノダカラ文。主文。」
    5. 4. 2. 2 「カラ文。主文。」
    5. 4. 2. 3 「ノダカラ節、主節。」
    5. 4. 2. 4 「カラ節、主節。」

 5. 5 結論

■第6章 結論と今後の展望



 第2章
 第3章
 第4章
 第5章
 第6章

引用文献

索引
著者紹介
東京生まれ。

『日本語クラスの異文化理解:日本語教育の新たな視点』(くろしお出版2001)