日本語モダリティ探究

品切

日本語モダリティ探究

益岡隆志[著]

定価
4,180円(3,800円+税)
ISBN
978-4-87424-378-7 C3081
発売日
2007/5/24
判型
A5
ページ数
309頁
ジャンル
日本語学 ― 日本語学専門
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紀伊國屋書店 丸善・ジュンク堂書店・文教堂

長年、モダリティ研究に携わる著者が、日本語モダリティ研究の豊穣な成果を纏め上げた書。文法研究に必読の1冊。【目次】第1部 文の意味的階層構造とモダリティ/第2部 判断のモダリティと事態の事実性の捉え方

関連情報

目次
まえがき



序章



第1部 文の意味的階層構造とモダリティ

 第1章 序論

 第2章 命題と「こと」

 第3章 否定

 第4章 利害と主観性

 第5章 敬語と主観性

 第6章 発話のモダリティ

 第7章 説明のモダリティ

 第8章 付加部のモダリティ-評価のモダリティ-

 第9章 取り立てと提題



第2部 判断のモダリティと事態の現実性の捉え方

 第1章 序論

 第2章 上位概念としての判断のモダリティ

 第3章 定表現、非定表現、不定表現

 第4章 可能表現と可能性表現

 第5章 条件表現と事態の非現実性

 第6章 価値判断のモダリティ

 第7章 願望と価値判断



終章



付説A 拡大名詞文としてのノダ文

付説B 叙述の類型から見た主題

付説C 構文の意味分析をめざして



参考文献

索引

あとがき
著者紹介
益岡 隆志(ますおか たかし)

1950年岡山市生まれ。1974年大阪外国語大学外国語学部英語学科卒業、1976年同大学院外国語学研究科修了。

現在、神戸市外国語大学教授。

著書に『命題の文法』(1987年)、『モダリティの文法』(1991年)、『複文』(1997年)、『日本語文法の諸相』(2000年)、『三上文法から寺村文法へ』(2003年)いずれも、くろしお出版。