日本語へのまなざし 内と外から

古田東朔 近現代 日本語生成史コレクション 3
日本語へのまなざし 内と外から

国語学史1

古田東朔[著] 齋藤文俊/常盤智子[解説・校訂]

定価
9,350円(8,500円+税)
ISBN
978-4-87424-482-1 C3081
発売日
2010/6/11
判型
A5
ページ数
440頁
ジャンル
日本語学 ― <古田東朔 近現代 日本語生成史コレクション>
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日本語史・日本語学史・国語教育に大きな影響を与え続けてきた、古田東朔の著作集全6巻の第1回配本。本巻では、近世国学を中心とする明治以前までの日本語研究史と、アストンやホフマン等の外国人の日本語研究に関する論文を収録。


<古田東朔 近現代 日本語生成史コレクション>
■古田東朔 著 鈴木泰/清水康行/山東功/古田啓 編
日本・・・(全文を読む)語・日本語学史・国語教育に大きな影響を与え続けてきた古田東朔の著作集。幕末・明治の激動期に刻々と変化を遂げていった日本語のダイナミズムを精緻に描く。入手困難な論文を多数取り込み、各巻に専門家による解説、校正付記を設けた。全6巻(完結)。

関連情報

目次
1 江戸時代までの文法観-詞辞の意識・てにをは・活用- 
2 『和歌八重垣』をめぐって 
3 『語意』の三写本について-版本『語意考』への過程- 
4 『詞の玉緒』の先蹤としてのてにをは研究書-特に『?邇乎波義慣鈔』の内容との比較- 
5 『活語断続譜』の成立は果たして享和三年六月か 
6 『活語断続譜』(岡田本・神宮本)成立時期私見 
7 『活語断続図説』から『活語断続譜』へ 
8 『言語四種別考』から『言語四種論』へ 
9 『言語音声考』から『雅語音声考』へ 
10 活語断続図説・活語断続譜・言語四種論・言語音声考・解説 
11 『八衢』へ流れこむもの 
12 富士谷御杖の『和歌いれひも』 
13 コソアド研究の流れ(一) 
14 コソアド研究の流れ(二) 
15 外の人々から見たク語法 
16 アストンの日本文法研究 
17 アストンの敬語研究-人称との関連について- 
18 ホフマンの『日蘭辞典』『日英辞典』 
19 ホフマン『日本文典』の刊行年について 
20 ホフマンとヘボンの相互影響 
著者紹介
古田東朔(ふるた・とうさく)

国語学者。東京大学教養学部名誉教授。1925年愛媛県に生まれる。東京大学国文科卒業。福岡女子大学助教授を経て、1964年東京大学教養学部助教授、同教授となり、1986年定年退官。その後、放送大学教授、鶴見大学教授を歴任。