身近なチョウ 何を食べてどこにすんでいるのだろう

よくわかる生物多様性 3
身近なチョウ 何を食べてどこにすんでいるのだろう

中山れいこ[著] 中井克樹[総監修] 矢後勝也[監修] アトリエモレリ[制作]

定価
3,080円(2,800円+税)
ISBN
978-4-87424-558-3 C0645
発売日
2012/9/19
判型
AB
ページ数
56頁
ジャンル
その他 ― <よくわかる生物多様性>
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リアル書店在庫
紀伊國屋書店 丸善・ジュンク堂書店・文教堂

自然環境の豊かな地域だけでなく、都市部の線路脇や公園などでもその姿が見られるチョウ。チョウはどこで生まれるのか? 何を食べて育つのか? 身近なチョウのことが詳しく学べる一冊。


<よくわかる生物多様性>
■中山れいこ 著 アトリエモレリ 制作
生物多様性を学ぶための図鑑シリーズ。チョウやカタツムリ、カエル、ホタルなど、身近な・・・(全文を読む)生物に目を向け、写真をしのぐ精緻なイラストで描く。生き物たちの体のつくりから、生態系や外来種問題などを平易に解説。本文は総ルビ付き。全3巻(完結)。

関連情報

目次
公園などの公共緑地で育つチョウ



I.チョウとは/どこで育つのかな?

   山でくらすチョウ

   街でくらすチョウ



II.多様なチョウの色と形/温暖化や都市化でチョウの分布がかわる?

   種によって姿形はさまざま

   外国のチョウ



III.体のつくり/チョウとガは何がちがうの?

   チョウは完全変態の昆虫

   幼虫・サナギ・成虫の保護色と擬態



IV.飼育と観察で見えてくる生態/公共緑地にほしい植物は何?

   室内で飼う・室外で飼う

   卵からサナギまでの成長

   羽化、チョウへの変態

   交尾・産卵/外来種は、最後まで飼う



V.人間とのかかわり/チョウは採集され、幼虫は害虫として駆除される?

   バタフライガーデンの維持/屋上やベランダでの身近な緑化

   注意すべき種

   カイコのように絹糸を作るガ

   身近な生息種を知り、地域に命をつなげる環境を保全しよう

   チョウがくらす環境は人に安全な環境!



さくいん

総監修・監修のことば

あとがき・謝辞

参考文献
著者紹介
博物画家、図鑑作家、環境教育アドバイザー、グラフィックデザイナー。博物画の製作・普及などを行うアトリエモレリを主宰、ボランティアグループ「緑と子どもとホタルの会」代表。東京で育ち、幼少のころより生物相の豊かな生態系を目の当たりにし、植物や昆虫に関心を持つ。1966年頃から書籍作りや執筆業を手がけ、99年に作った手製の本『アゲハの飛んだ日』がきっかけで図鑑作家となる。著書に、『カメちゃんおいで 手の鳴るほうへ(共著)』(講談社)、『ドキドキワクワク生き物飼育教室』シリーズ(リブリオ出版)、『未来につなごう身近ないのち』(くろしお出版)など。