ことばと文字 16号

新刊

ことばと文字 16号

地球時代の日本語と文字を考える

公益財団法人日本のローマ字社[編集・発行]

定価
1,760円(1,600円+税)
ISBN
978-4-87424-943-7 C3381
発売日
2023/4/25
判型
A5
ページ数
216頁
ジャンル
日本語学 ― <ことばと文字>
オンライン書店
amazon.co.jp 楽天ブックス
リアル書店在庫
紀伊國屋書店 丸善・ジュンク堂書店・文教堂

特集「日本に暮らす外国人の生活とことば」。田中美穂子/櫻井千穂/オチャンテ 村井 ロサ メルセデス/福村真紀子/村上まさみ/村松紀子/安場 淳/フランス・ドルヌ/安齋有紀/川口順二/中尾和美/栗原 唯/須藤佳子/山下真里/笹原宏之/乾 善彦/小川誉子美/柴倉映子/本多由美子/木村義之


<ことばと文字>
■公益財団法人 日本・・・(全文を読む)のローマ字社 編集・発行
国際化時代に「日本語の未来と文字を考える」雑誌。特定の文字による日本語改革論を会員のみで述べあうのではなく、広くことばと文字をテーマとして議論を交わす場に。1~12号は年2回、13号以降は年1回刊行。2号以降は毎号特集あり(品切あり)。

関連情報

目次
【特集 日本に暮らす外国人の生活とことば】

序論
日本に暮らす外国人の生活とことば─課題から見えてくるもの
田中美穂子

外国につながる児童生徒への教育─課題とその解決に向けた提言
櫻井千穂

複言語環境で言語継承する親子の課題・方策・キャリア形成
オチャンテ 村井 ロサ メルセデス

「母語話者支配のイデオロギー」からの解放 ─移住女性のケーススタディを通してマジョリティの特権に気づく
福村真紀子

外国人介護人材受け入れと日本語教育支援再考
村上まさみ

多言語・多文化社会における医療現場の日本語について ─医療通訳者からの考察
村松紀子

日本に生きる高齢外国人のことばと文化をどのように尊重していけるか ─中国帰国者の例を中心に
安場 淳

やさしい日本語、ソーシャルワークへの挑戦 ─やさしい日本語の普及研修における課題と展望
田中美穂子

■〈特別企画〉公共空間のことば──規制と誘惑
Avant-propos
フランス・ドルヌ

規制・誘惑・連帯─Jeがつくる公共空間
フランス・ドルヌ

フランスの音声アナウンスにおける規制と配慮
安齋有紀

公共空間でのメッセージに伴う飴と鞭
川口順二

対話者不在の場における疑問文
中尾和美

公共空間から広告空間へ
栗原 唯

映画ポスターの重層的コミュニケーション:〈あなた〉と広告と物語
須藤佳子

■〈論考〉ことばの変化・ことばと絵・ことばと教育
近代日本における〈つりばし〉の漢字表記
山下真里

令和時代の漢字と表記
笹原宏之

文字と絵 ─「文字生活史」の観点から
乾 善彦

冷戦時代のソ連の日本語研究・日本語教育
小川誉子美

■日本語教育の現場から
日本語教育の現場の課題を知り共に考える授業活動 ─〈日本語教育事情〉における取り組み
柴倉映子

■研究ノート
手書き漢字の使用実態─場面に注目した調査
本多由美子

『文章講義録』連載の『東京語辞典』について
木村義之

著者紹介