学会・研究会情報(小社イベント)

オンラインセミナー:いまこそ授業を改善しよう! ―With/Afterコロナにおけるアクティブ・ラーニングの実践

日程: 2021年2月6日(土)
場所: オンライン

【2021/02/10 開催レポート掲載】

こちらのセミナーは終了しました。
お申し込み・ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

●講師からのコメント

yokomizo 横溝紳一郎 先生
セミナーにご参加くださり、ありがとうございました。日本語を教える際に「私は今、学習者の脳を活性化して、アクティブ・ラーニング引き出せているだろうか」と常に意識することで、授業は大きく変わりますし、その引き出し方は無限にあると思います。学習者のために、授業改善にチャレンジし続けましょう!
yamada 山田智久 先生
セミナーにご参加くださりありがとうございました。ICTと日本語教育、今まさに変革期です。このような時代にもっとも大事なことは、「ICTの使い方」ではなく、「自分が授業で何を伝えたいか」です。何を伝えたいかをじっくり考え、道具としてのICTを使いこなしていきましょう!


●発表資料

PDF形式で公開します。下記リンクからそれぞれご覧ください。

第一部 アクティブ・ラーニングの理論と実践:理論編(横溝先生)
第二部 オンラインでのアクティブ・ラーニング ~〇〇から〇〇へ~(山田先生)

※無断での転載や頒布はしないでください。
※セミナーで使用したものから変更になっている箇所があります。

●一部の質問について、講師からの補足回答

Q 授業の「個人化」「文脈化」とは、具体的にどのようなことですか?
横溝先生:『成長する教師のための日本語教育ガイドブック 上巻』(川口義一・横溝紳一郎著、2005年、ひつじ書房)の130~140ページで詳しく説明していますので、そちらをご参照ください。この本の共著者の川口義一先生が、ご著書『もう教科書は怖くない!! 日本語教師のための 初級文法・文型 完全「文脈化」・「個人化」アイデアブック 第1巻』(2016年、ココ出版)で、「個人化」と「文脈化」を大切にしながら、どう初級の日本語授業を行うのかについて詳しく紹介しています。こちらも是非ご参照ください。

Q 「ハイブリッド型授業」と「ハイフレックス型授業」の違いは何ですか?
山田先生:ハイブリッド型授業はGoogleで調べてみてください。ハイフレックス型授業は京都大学と大阪大学が率先して情報を出してくれています。大阪大学の以下のリンクがわかりやすいので、参考にしてみてください。
大阪大学ハイフレックス型授業実践ガイド >

開催情報

いまこそ授業を改善しよう! ―With/Afterコロナにおけるアクティブ・ラーニングの実践

■会場 オンライン上Zoom会議室
■日時 2021年2月6日(土)14:00 – 16:30(日本時間・Zoom会議室は13:30入室開始予定)

■対象者
語学教師(日本語・英語など、外国語を教えている方)
※参加者ご自身の授業について話し合うグループワークなどを行う予定です。

■講師
横溝 紳一郎 先生(西南女学院大学人文学部英語学科教授)
ハワイ大学大学院より修士(MA)および博士号(Ph.D.)取得。元日本語教育学会理事。日本語教師養成に加え、国内外での日本語教育・教師教育に関する講演/研修を行う一方で、在住地の福岡でさまざまな教育活動に積極的に関わっている。主な著書に『クラスルーム運営』(くろしお出版)、『今さら聞けない日本語教師塾―日本語教師の役割=「やる気」を引き出す!―[DVD]』(凡人社)、『日本語教師のためのアクション・リサーチ』(凡人社)、『教案の作り方編(日本語教師の7つ道具シリーズ+(プラス))』(共著、アルク)、『成長する教師のための日本語教育ガイドブック[上・下]』(共著、ひつじ書房)、『生徒の心に火をつける―英語教師田尻悟郎の挑戦―』(共著、教育出版)等がある。

yokomizo

コロナ禍で遠隔授業への対応が突然求められ、アナログ人間の私は困り果ててしまいました。この窮地を脱すべく「アクティブ・ラーニングを引き出す」という原点に立ち返り、授業改善にチャレンジし続けています。そんな試行錯誤を、皆さんと共有できればと願っています。

山田 智久 先生(北海道大学准教授:高等教育推進機構国際教育研究部/大学院国際広報メディア・観光学院)
ロンドン大学教育研究所より修士号(MA in Modern Languages in Education)、北海道大学より博士号(学術)取得。ロンドン大学東洋アフリカ学院ランゲージセンター、佐賀大学留学生センターを経て2012年より現職。研究領域は、教育工学、教師教育。研究活動の傍ら、日本語教師のICTリテラシー向上をめざした講演・研修活動にも積極的に関わっている。北海道大学エクセレント・ティーチャーズ(平成26~30年度)。主な著書に『ICTの活用[第2版]』(くろしお出版)、『日本語教材研究の視点―新しい教材研究論の確立をめざして―』(共著、くろしお出版)等がある。

2020年、授業の場がオンラインへと急激にシフトしました。多くの先生方も数週間でその対応を迫られたことと思います。今回のセミナーでは、自身のオンラインでの授業の振り返りだけでなく、参加者のみなさまから事前にいただくオンライン授業に関する質問について解決策を一緒に考えてみたいと思います。

yamada

■参加費 1000円(税込1100円)
■定員 80名(先着申込)

■予定内容
第1部
・アクティブ・ラーニングとは何か?
・アクティブ・ラーニングを引き出す授業のための視点
・自分の授業のふり返り

第2部
・授業を改善する方法
・With/Afterコロナの課題
・ICTを使った授業改善の実践

第3部
質疑応答とまとめ

■このセミナーに関連した参考書など
横溝紳一郎・山田智久 著『日本語教師のためのアクティブ・ラーニング』くろしお出版,2019

▼横溝先生 推薦書
『英語教育2020年10月別冊 英語教師のためのオンライン授業・動画配信ガイド』 大修館書店, 2020
マーサ・ラッシュ 著/長﨑政浩・吉田新一郎 訳『退屈な授業をぶっ飛ばせ! 学びに熱中する教室』新評論 ,2020
中嶋洋一 責任編集『「プロ教師」に学ぶ真のアクティブ・ラーニング “脳働”的な英語学習のすすめ』開隆堂出版,2017
横溝紳一郎 編著/大津由紀雄・柳瀬陽介 著/田尻悟郎 監修『生徒の心に火をつける 英語教師田尻悟郎の挑戦』教育出版,2010
田尻悟郎 著『(英語)授業改革論』教育出版,2009

▼山田先生 推薦書
東洋館出版社編集部 編『ポスト・コロナショックの学校で教師が考えておきたいこと』東洋館出版社,2020
稲垣忠 編著『教育の方法と技術 主体的・対話的で深い学びをつくるインストラクショナルデザイン』北大路書房,2019

お申し込み

■お申し込みの流れ
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3. お手続き後、支払い完了のメールが送信されます。それをもって参加費領収の確認、および参加枠の確定とさせていただきます。
4. 参加枠をご用意できた方には、2021年1月15日(金)までに、当日のご案内をメールでお知らせします。

■ご注意事項
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・参加費お支払い後、2021年1月15日(金)までに当日のご案内が届かない場合は、ご連絡ください。


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