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日本語学習者のための日本研究シリーズ 3
日本古典の花園を歩く
林四郎[著]
- 定価
- 1,540円(1,400円+税)
- ISBN
- 978-4-87424-694-8 C0081
- 発売日
- 2016/3/25
- 判型
- A5
- ページ数
- 184頁
- 重量
- 284g
- ジャンル
- 日本語教材 ― <日本語学習者のための日本研究シリーズ>
専門的な単行本を読み解く力を養い、日本文化・社会への知識や教養を高めるための上級日本語学習用読み物シリーズ。古事記、竹取物語、今昔物語、宇治拾遺物語、平家物語、古今和歌集、伊勢物語など、上代から近代の詩歌までの古典の名作を「夢」「光」「流れ」の三つのテーマを軸に、著者独得の観点から論究する。魅力ある古典文学の世界へ誘う。
<日本語学習者のための日本研究シリーズ>
■砂川有里子/砂川裕一/アンドレイ・ベケシュ/福西敏宏 編
日本研究を志す学習者、日本文化・社会への高度な関心を持つ学習者に向けたシリーズ。専門家が書き下ろした単行本を読み解く力を養い、日本の文化・社会への知識や教養を高める。日本語学習から専門的日本研究へ。
- 追加情報
- 【書評・紹介】
国際交流基金の日本語教育通信「本ばこ」に掲載されました。
https://www.jpf.go.jp/j/project/japanese/teach/tsushin/bookshelf/201607.html
- 目次
- 第1章 光
『古事記』『今昔物語』『竹取物語』『古今和歌集』
松尾芭蕉、与謝蕪村、若山牧水、夏目漱石、長塚節、斉藤茂吉
第2章 夢
『信貴山縁起』『今昔物語』『宇治拾遺物語』『平家物語』
第3章 流れ
『伊勢物語』、在原業平、惟喬親王、紀有常
- 著者紹介
- 林 四郎(はやし しろう)
1922年東京生まれ。東京大学文学部国文学科卒業。早稲田中学校・高等学校教諭を経て、1953年国立国語研究所所員。1973年筑波大学教授、1985年定年退官。1985年北京日本学研究センター主任教授、1988年退任。1988年明海大学教授、1996年退職。筑波大学名誉教授。国立国語研究所名誉所員。
主な著作
『ことばと生活の事典』(福村書店 1957)
『基本文型の研究』(明治図書出版1960/ひつじ書房2013)
『漱石の読みかた』(至誠堂1965)
『文の姿勢の研究』(明治図書出版1973/ひつじ書房2013)
『言語行動の諸相』(明治書院 1978)
『文章論の基礎問題』(三省堂 1998)
『古今和歌集―四季の歌でたどる日本の一年』(みやび出版 2008)
『古今和歌集恋の歌が招く。―歌々は想い、歌集は流れる。』(みやび出版 2009)
『パラダイム論で見る句末辞文法論への道』(みやび出版 2010)