- 文法
- 日本語教育研究
習ったはずなのに使えない文法
江田すみれ/堀恵子[編]
- 定価
- 2,750円(2,500円+税)
- ISBN
- 978-4-87424-743-3 C3081
- 発売日
- 2017/10/20
- 判型
- A5
- ページ数
- 242頁
- 重量
- 353g
- ジャンル
- 日本語教育 ― 日本語教育専門書
教師の教えたつもり、学習者の覚えたつもりをどう解決していくか。「習ったはずなのに使えない」日本語の文法項目をとりあげ論じていく研究論集。
追加情報
- 目次
- 台湾の大学生による名詞述語文の習得状況─日本語学習者作文コーパスLARP at SCUと教科書の調査に基づいて─
(砂川有里子・清水由貴子)
「文脈化」という視点─「~てある」の練習の検討を例に─
(太田陽子)
意志表現の扱いをめぐって
(高梨信乃)
日本語教育における「んですけど。」の扱い─自然な日本語を積み上げる教育実践の一例として─
(増田真理子)
徐々に起こる複数の事態の変化を表す「ようになる」─動詞の性質と誤用の関係─
(江田すみれ)
順接と逆接の境界―日本語学習者は逆接条件の「テモ」になぜ順接条件形式を使用するのか―
(蓮沼昭子)
丁寧さと関わる文法─配慮という観点から文法を見なおす─
(牧原 功)
機能語用例文データベース「はごろも」の文法項目の難易度―主に旧『日本語能力試験出題基準』との比較から―
(堀 恵子)
談話研究からみた話し方教育への示唆―学習者は接続詞をどのように習得するか―
(石黒 圭)
誤用分析からみた作文指導への示唆
(仁科喜久子・八木 豊・阿辺川武・ホドシチェク ボル)
- 著者紹介
- 砂川有里子(すなかわ ゆりこ)筑波大学名誉教授
清水由貴子(しみず ゆきこ)聖心女子大学日本語日本文学科講師
太田陽子(おおた ようこ)一橋大学 国際教育センター准教授
高梨信乃(たかなし しの)関西大学外国語学部教授
増田真理子(ますだ まりこ)東京大学日本語教育センター准教授
江田すみれ(ごうだ すみれ)日本女子大学文学部教授
蓮沼昭子(はすぬま あきこ)創価大学文学部教授
牧原功(まきはら つとむ)群馬大学国際教育・研究センター准教授
堀恵子(ほり けいこ)筑波大学・東洋大学・日本女子大学非常勤講師・東洋大学人間科学総合研究所客員研究員
石黒圭(いしぐろ けい)国立国語研究所教授
仁科喜久子(にしな きくこ)東京工業大学名誉教授
八木豊(やぎ ゆたか)株式会社ピコラボ
阿辺川武(あべかわ たけし)国立情報学研究所特任准教授
ホドシチェク ボル(Bor HODOŠČEK)大阪大学大学院言語文化研究科専任講師