- 多言語社会・言語政策
リテラシーズ叢書 3
マイノリティの社会参加
障害者と多様なリテラシー
佐々木倫子[編]
- 定価
- 2,420円(2,200円+税)
- ISBN
- 978-4-87424-617-7 C1037
- 発売日
- 2014/3/26
- 判型
- A5
- ページ数
- 232頁
- 重量
- 336g
- ジャンル
- 日本語教育 ― <リテラシーズ叢書>
障害、性別、年齢、人種、宗教などの少数派である「マイノリティ」の中から、「障害」を採りあげ、その世界の多様なリテラシーの視点から、教育と社会のあり方を考える。英語執筆者の原文は、WEBサイトにて配信中。
<リテラシーズ叢書>
リテラシーズ研究会・編集委員が企画・立案し、シンポジウム等を通じて議論を重ねた上で刊行する論文集。ことば・文化・社会の言語教育へむけ、日本語教育の新たな方向を指し示す(品切あり)。
追加情報
- 目次
- 序 少数派のリテラシーと社会参加(佐々木 倫子)
◇ ◇
▼第1部 当事者が語る教育と社会の現実▼
第1章
ビジュアル・リテラシーの重要性
―1ディスレクシア当事者の声(神山 忠)
第2章
テクノロジーとリテラシーの多様性
―1ロービジョン当事者の声(森田 茂樹)
第3章
聴者の家庭に生まれた1ろう者の声(小野 広祐)
第4章
デフファミリーに生まれた1ろう者の声(川島 清)
第5章
モンスターの分析
―不確かな人類学とろうのスーパーヒーローの生い立ち(ヴァレンティ,ジョセフ M)
第6章
ろう者がろう者に聞く
―ろう学校でリテラシーは育成されたか(中山 慎一郎)
▼第2部 当事者と社会参加▼
第7章
当事者と非当事者(斉藤 道雄)
第8章
デフ・インタープリター入門(ロバート,アダム)
第9章
ろう児に対する教育政策
―障害児教育かマイノリティ言語教育か(岡 典栄)
▼第3部 社会のバリアフリー化と多様なリテラシー▼
第10章
情報のユニバーサルデザイン(あべ やすし)
第11章
ろう児のバイリンガル・リテラシーの育成(ガラテ,マリベル)
第12章
マイノリティと多様なリテラシー(佐々木 倫子)
◇ ◇
あとがき 当事者と非当事者の協働(佐々木 倫子)
索引
- 著者紹介
- 佐々木倫子(桜美林大学大学院 言語教育研究科)