日中理論言語学の新展望3 語彙と品詞

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日中理論言語学の新展望3 語彙と品詞

影山太郎/沈力[編]

定価
3,960円(3,600円+税)
ISBN
978-4-87424-553-8 C3080
発売日
2012/6/25
判型
A5
ページ数
280頁
ジャンル
言語学・英語学 ― <日中理論言語学の新展望>
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日中理論言語学の新たな展望を拓くシリーズ第3巻。最終巻となる本書では「語彙と品詞」というテーマについて、日本語や中国語、そして環太平洋の諸言語を対象に意欲的に論じている。一般言語学にも寄与し得る最新の知見が満載。


<日中理論言語学の新展望>
■影山太郎/沈力 編
日本語と中国語というアジアの2大言語の観点から一般言語学に寄・・・(全文を読む)与し得る学術的提言を行うことを目指し、また日中両国の研究者の交流を促進するという社会的な目的ももって編まれた論文集のシリーズ。全3巻(完結)。

関連情報

目次
1. ヴォイスの複合
 ―記述の歴史と現在―
 斉木美知世・鷲尾龍一

2.日本語における名詞性
 ―名詞らしさの境界と段階―
 加藤重広

3. フィリピン諸語の品詞
 ―日本語との比較―
 北野浩章

4. スライアモン・セイリッシュ語の品詞分類について
 渡辺 己

5. 「動詞+過ぎる」と述語名詞としての「動詞+すぎ」
 由本陽子

6. 「こころの動き」を言語はどのように捉えるか
  ―心理形容詞と心理動詞の使い分けを通して―
 小竹直子・酒井 弘

7. 上代語の「~来」と「~行く」の接辞化とその周辺
  ―事態と事態の実現の仕方を中心に―
 李長波

8. 中国語の名詞と動詞
 沈家宣

9. 目的語の指示性の強さに基づく他動詞の分類
 陸丙甫
著者紹介
影山太郎(国立国語研究所所長,関西学院大学名誉教授)

沈 力(同志社大学文化情報学部教授)