学会・研究会情報

第3回 アジア圏学習者コーパス国際シンポジウム

日程: 2017年8月4日(金)
場所: 神戸大学 百年記念館

大会テーマ:「学習者L2発話産出データの収集・分析・評価」

プログラム
09:50-10:00 開会あいさつ

【第1セッション:学習者発話コーパスの開発】
10:00-10:55 講演1
石川慎一郎(神戸大学)「ICNALE独話・対話モジュールの開発と活用:発話モードの意味」

11:00-11:55 講演2(招聘)
迫田久美子(広島大学)「I-JASの開発と活用:L2日本語発話と作文の収集」

【第2セッション:ポスターセッション】
12:00-12:25 第1部
01 簡 卉雯(国立台湾海洋大学)「日本語学習者による補助動詞「てしまう」の習得」
02 石川有香(名古屋工業大学)・伊東田恵(豊田工業大学)・浅井淳(大同大学)「工学学習者英作文コーパスの構築と分析」
03 伊集院郁子(東京外国語大学)・小森和子(明治大学)・奥切恵(聖心女子大学)
「母語話者作文と学習者作文の評価の観点を探る:評定結果が同一の作文の評価コメントの比較」
04 桜木ともみ(国際基督教大学)「発話の量的分析に向けた流暢さ指標の課題:初中級日本語学習者の発話データ分析から」
05 山下美朋(立命館大学)
「大規模日英バイリンガルエッセイコーパスの分析に基づく日本人大学生の英文ライティング能力の研究:論理構成における特徴的なパターンを中心に」
06 中西淳(神戸大学院生)「日本人英語学習者のライティングにみられる前置詞句の分析:in, on, atの3語クラスターに注目して―」
07 譚笑(首都大学東京院生)「交替反応時間の長い発話データの収集の試みと分析:Wechatの音声メッセージ機能を用いて」
08 張晶鑫(神戸大学院生)「I-JASにみる中国人日本語学習者のオノマトペの使用実態:日本語母語話者との比較から」
09 朱琳(神戸大学研究生)「日本語学習者の作文分析のための誤用タグの枠組み:既存学習者コーパスの比較調査から」

12:25-12:50 第2部
10 于杨(上海外国語大学院生)「中国人学習者の有対自他動詞習得に関する考察:コーパスデータに基づいて」
11 石井康毅(成城大学)「日本人英語学習者が使用する句動詞の分析:学習者の話し言葉コーパスと中高の検定教科書に基づく考察」
12 木下謙朗(龍谷大学)「中国語母語話者におけるイ形容詞習得研究―自然発話データによる習得モデル構築の試み」
13 三浦邦彦(島根県立大学)「日本人中学生英語学習者の動詞使用発達分析に関する経年的研究」
14 波多野博顕(国際交流基金日本語国際センター)
「日本語学習者の産出データからみたJF日本語教育スタンダードのレベルと言語特徴についての予備的分析」
15 鄧琪(神戸大学院生)「中国人日本語学習者の外来語使用に対する一考察:「多言語母語の日本語学習者横断コーパス」を用いた調査をふまえて」
16 李文鑫(筑波大学院生)
「中国人日本語学習者の形容詞コロケーションの誤用の実態と原因-<力><容器><上下>スキーマに基づく日中概念メタファーの異同」
17 隋詩霖(神戸大学院生)「日本語学習者による「私が望む日本語教材」作文の収集と分析」
18 森秀明(東北大学院生)「学習者コーパスを使用したレベル別頻度比較の方法」
19 石川慎一郎(神戸大学)「ICNALE Edited Essays用オンライン検索インタフェースの開発」(ポスター展示のみ)

【第3セッション:学習者発話タスクの設計】
13:00-13:55 講演3(招聘)
小泉利恵(順天堂大学)「ダイアローグ型タスクによるスピーキング能力評価の動向:ペア型会話テストを中心に」

14:00-14:55 講演4(招聘)
山内博之(実践女子大学)「日本語OPIにおける対話型タスク:発話を引き出すタスクの構造」

【第4セッション:L2産出研究から指導へ】
15:00-15:55 講演5(招聘)
成田真澄(東京国際大学)「日本人英語学習者のL2作文分析から見えてきたこと:L2ライティング力を伸ばす指導の方向性」

16:00-16:55 講演6(招聘)
岩井千秋(広島市立大学)「Oral Presentation & Performance(OPP)の取り組みと教育効果:L2スピーキング能力を伸ばす指導の方向性」 

16:55-17:00 閉会あいさつ

18:15-19:40 懇親会

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