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三上章が生誕120年 『象は鼻が長い ―日本文法入門』を特別仕様で重版

2023/1/5掲載

日本語研究で知られる言語学者、 三上章の生誕120年と、 同氏の代表作『象は鼻が長い ―日本文法入門』が第40刷となるのを記念して、 同書を全帯(ダブルカバー)の特別仕様で重版しました。


象は鼻が長い

言語学者の三上章は1903年1月26日生まれで、生誕120年を迎えます。

代表作である『象は鼻が長い ―日本文法入門』(1960年初版刊行)は、日本語における主語の存在を問い直し、日本語の「は」の本質を論じています。現在にいたる日本語研究に大きな影響をもたらし、このたび第40刷となりました。

これらを記念し、生前の三上章の写真と初版の書影を含めてデザインした全帯(ダブルカバー)の特別仕様で、重版を刊行しました。全国の書店や大学生協などで販売します。

※本の内容に変更はありません。

▼三上章 プロフィール
みかみ あきら 1903年 – 1971年
広島県高田郡上甲立村(現安芸高田市)に生まれる。東京大学工学部建築科卒業。大阪府立八尾高等女学校(現山本高等学校)講師、武庫川女子大学講師などを経て、1965年に大谷女子大学教授に就任。1970年、ハーバード大学に招かれて渡米。1960年、「構文の研究」で東洋大学から学位授与。著書に『象は鼻が長い ―日本文法入門』、『文法教育の革新』、『日本語の構文』、『日本語の論理 ―ハとガ』、『文法小論集』、『現代語法序説 ―シンタクスの試み』、『現代語法新説』『続・現代語法序説 ―主語廃止論』、『構文の研究』など。

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