品切
レポート・論文・プレゼンスキルズ
レポート・論文執筆の基礎とプレゼンテーション
石坂春秋[著]
- 定価
- 1,540円(1,400円+税)
- ISBN
- 978-4-87424-273-5 C1000
- 発売日
- 2003/3/20
- 判型
- A5
- ページ数
- 168頁
- ジャンル
- 初年次教育 ― スタディ・スキルズ
レポート・論文のまとめ方、書き方の基本、それらを図柄・スライド画面に用いて表し発表するプレゼンテーションの技法の基礎を、分かりやすく解説。基本的に1ページ1項目に限定し、参照しやすく見やすいよう工夫されている。
関連情報
- 目次
- ◇第1部 レポート・論文執筆の基礎
■第1章 レポート・論文とは
1.レポート・論文は何を書くか
2.レポート・論文の内容に必要なこと
・レポート・論文のオリジナリティー
・論理的な構成の文章とは
・事実に基づく普遍性・再現性,事実とは
3.文章の種類と特徴(1~2)
4.レポートと論文の違い
・本・書籍とレポート・論文の違い
・学術論文にならない文章とは
・レポート・論文の英語の呼び方
5.レポート・論文執筆スキルの効用
6.レポート・論文の書式と構成
■第2章 レポート・論文の書式・構成
1.論文のスタイル
2.論文の書き方・書式
3.レポート・論文の構成
4.序論(序文,はじめに,緒言)
5.本論(各論)
・本論展開法から見た論文のスタイル
6.結び(まとめ)
7.文献出典リスト
8.英語論文の構成
■第3章 執筆の手順と準備
1.レポート・論文の執筆とは
2.執筆作業の範囲
3.執筆作業の流れと項目
4.執筆のリテラシーと時間配分
5.時間配分のあらまし
6.予備調査とその目的
7.予備調査の方法
■第4章 テーマ(主題)を決める
1.テーマ(主題)決定の考え方
2.レポート・論文テーマ決定の流れ
3.テーマ選定の原則
・レポートテーマ選択の事例
4.表題(タイトル)の付け方
■第5章 アウトライン・暫定目次の作成
1.レポート・論文のアウトライン作成とは
2.視点の決定・問題提起
3.仮説・暫定論旨の提案
・例:テーマの決定から暫定論旨まで
・調査,研究対象のモデル化とは
4.暫定目次の作成
・目次案と資料収集,どちらが先か
5.暫定目次作成の効果
■第6章 資料・データの収集
1.資料の探索,調査への取り組み方
2.資料をいかに集めるか
3.資料収集の手順
・一次資料と二次資料
4.資料探索ツール(図書館の利用)
・Webサイト(内外図書館,政府官公庁,新聞)
・Web・検索(サーチ)エンジンの利用
・オンライン・データベース
■第7章 資料・データの整理
1.資料の整理とは
・資料整理作業の流れ
2.資料の記録,分類
3.情報整理カードの利用
4.“文献カード”の作成
5.“情報カード”の作成
6.カードの分類
・文献カードの一覧表作成
・情報カードの分類と配列
■第8章 目次の詳細検討と確定(論理の筋道の正しさと確認)
1.なぜ資料と目次の確認が必要か
2.資料・データの解釈と分析の常識
3.論理の展開・進め方の基本
4.論理の展開・進め方,事例(説明型)
5.推論・論理展開の技法(1~3)
6.数値データの扱い方
・数値データと図表・グラフの扱い方
7.暫定目次の見直し,確定(まとめ)
・暫定目次の見直し,編集のツール
・「アイデアツリー」による目次の編集
・「WORD」アウトライン機能による目次の編集
■第9章 原稿の執筆,表記法
1.原稿執筆作業の手順(1~2)
2.本論(各論)の書き方
・提案した仮説の論証
3.事実と意見の書き分け,事実とは
4.論理的に書くとは
5.レポート・論文の文章構成
6.文章の要素・パラグラフ(段落)
7.パラグラフの書き方
8.レポート・論文にふさわしい文章
・レポート・論文で特に用いる表現
・記号の用法
・かなで表せる表現
・数値データの扱い方・表現法
9.レポート・論文の文章と修辞学
■第10章 引用,参考のしかた
1.引用とは
2.文献引用の作法
3.著作権と引用・参考
4.著者の引用文献リストの表記法
5.論文の引用文献リストの表記法
・引用・参考文献出典表記法(例)
・欧文引用文献出典表記法(例)
6.引用のしかた(例)
■第11章 見直しのチェックポイント
・見直しのチェックポイント(1)
・見直しのチェックポイント(2)
・見直しのチェックポイント(付)
■第12章 グラフの利用
1.グラフリテラシー
2.図表からグラフへ
3.棒グラフ(ヒストグラム)
4.円グラフ
5.帯グラフ
6.折れ線グラフ
7.レーダーチャート
8.箱図(箱ひげ図)
9.散布図
◇第2部 プレゼンテーション技法の基礎
■第1章 プレゼンテーションの原理と基本
1.プレゼンテーションとは
2.伝達すべき情報・メッセージの要件
3.プレゼンテーションの伝達情報量を増やすには
4.本論・主題の展開法
5.原稿作りの基本-1
6.原稿作りの基本-2
■第2章 プレゼンテーションの準備
1.スライドの構成
2.スライド作成作業の流れ:全作業の要旨
3.画面編集-1
4.画面編集-2
5.配布資料の印刷
6.スライド画面とWeb画面の違い
■第3章 プレゼンテーションの実行
1.優れたプレゼンテーションの進め方
2.実施スライドの編集
3.説明方,説明スピード
4.画面文字数と話せる字数の範囲
5.話し方,言葉づかい
6.プレゼンテーションの態度
7.プレゼンテーションの評価
8.プレゼンテーション・エッセンシャルズ
- 著者紹介
- 石坂 春秋(いしざか しゅんじゅう)
東京工業大学理工学部卒業
早稲田大学大学院修士課程修了
元亜細亜大学経営学部教授
専攻:教育工学,情報基礎教育論,通信サービス基本法制度
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