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知のナヴィゲーター

情報と知識の海-現代を航海するための

中澤務/森貴史/本村康哲[編]

定価
1,980円(1,800円+税)
ISBN
978-4-87424-372-5 C1081
発売日
2007/4/1
判型
B5
ページ数
186頁 + DVD-ROM 1枚
ジャンル
初年次教育 ― スタディ・スキルズ
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リアル書店在庫
紀伊國屋書店 丸善・ジュンク堂書店・文教堂

『知へのステップ』に続く、総合的なスタディ・スキル習得書。リテラシー(読み書き能力)の育成の他、コミュニケーション能力の養成も柱に掲げ、ディスカッションやディベートまで大学教育に必要なスキルとして詳説。

関連情報
【テキスト採用】
ご採用の先生用の教授資料があります。
ご希望の方は下記からお問い合わせください。
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目次
◇第I部 リテラシーをみがく

■第1章 ノート・テイキング
 1.1 大学での学びとノート・テイキング
  1.1.1 大学の授業でのノート・テイキング
  1.1.2 ノート・テイキングの目的と意義
  1.1.3 ノート・テイキングの2つの段階
 1.2 実践的なノート・テイキング
  1.2.1 予備知識としての予習
  1.2.2 ノート・テイキングの工夫
  1.2.3 ノートをよりよくするための工夫
  EXERCISE1 ノートを取る
 1.3 ノート・テイキングの実際
 1.4 理解を深めるためのノート
  1.4.1 ノートを視覚化する
  1.4.2 マインドマップを作る
  EXERCISE2 マインドマップを作る
 第1章をふりかえって

■第2章 情報を集める
 2.1 大学での学びと情報検索
  2.1.1 情報検索の重要性
  2.1.2 大学の学びで必要な情報検索
 2.2 様々な情報源
 2.3 インターネットで探す
  2.3.1 検索サイトを使う
  2.3.2 蔵書検索システムを使う
  2.3.3 インターネット上のデータベースを使う
  2.3.4 インターネット情報の限界
  EXERCISE1 インターネットで情報を集める
 2.4 大学図書館で探す
  2.4.1 図書館の蔵書検索システムを使う
  2.4.2 参考図書コーナーを使う
  2.4.3 新聞・雑誌の閲覧コーナーを使う
  2.4.4 関連書架をあたる:日本十進分類法
  2.4.5 視聴覚資料を利用する
  2.4.6 レファレンス・カウンターで尋ねる
  EXERCISE2 大学図書館で情報を集める
 2.5 情報倫理に配慮する
  2.5.1 著作権
  2.5.2 剽窃と引用
 第2章をふりかえって

column スタディ・スキルを活かす1 ゼミの中で

■第3章 リーディング
 3.1 大学での学びとリーディング
  3.1.1 リーディングの重要性
  3.1.2 大学生活で必要なリーディング
  3.1.3 社会生活とリーディング
 3.2 様々な文章とその読み方
  3.2.1 様々な文章
  3.2.2 様々な読み方
 3.3 読解のスキル
  3.3.1 文章の全体像を把握する
  EXERCISE1 全体像を把握する
  3.3.2 精読する
  3.3.3 文章の構造を分析する
  EXERCISE2 精読して構造図を描く
 3.4 要約する
  3.4.1 要約とは
  3.4.2 要約の方法
  EXERCISE3 要約する
 3.5 批判的に読む(クリティカル・リーディング)
  3.5.1 クリティカル・リーディングとは
  3.5.2 クリティカル・リーディングの方法
 3.6 記録する
  3.6.1 ノートやカードを作る
  3.6.2 文献リストを作る
 第3章をふりかえって

■第4章 ライティング
 4.1 大学での学びとライティング
  4.1.1 ライティングの重要性
  4.1.2 大学でのライティングに求められること
  4.1.3 大学でのレポート
 4.2 わかりやすく説明する
  4.2.1 わかりやすい説明をするには
  4.2.2 わかりやすい説明をするための3つのポイント
  EXERCISE1 わかりやすく説明する
 4.3 説得力のある主張をする
  4.3.1 論証文の特徴
  4.3.2 説得力のある論証文の条件
  4.3.3 理由を見つける
  4.3.4 5段階で論証文を組み立てる
  EXERCISE2 5段階で論証文を書く
 4.4 レポートの基礎知識
  4.4.1 レポートの種類と特徴
  4.4.2 レポートの構成
 4.5 レポートを書く
  4.5.1 レポート作成の手順
  4.5.2 スケジュールを立てる
  4.5.3 意見の内容を考える
  4.5.4 情報収集をする
  4.5.5 アウトラインを組み立てる
  4.5.6 執筆する
  4.5.7 点検して体裁を整える
 4.6 引用・注・参考文献表
  4.6.1 引用する
  4.6.2 注をつける
  4.6.3 参考文献表を作る
  EXERCISE3 ミニレポートを書く
 第4章をふりかえって

column スタディ・スキルを活かす2 卒業研究に向けて

◇第II部 コミュニケーション力をみがく

■第5章 プレゼンテーション
 5.1 大学での学びとプレゼンテーション
  5.1.1 社会で求められているプレゼンテーション・スキル
  5.1.2 大学の学びにおけるプレゼンテーションの意義
 5.2 プレゼンテーションとは
  5.2.1 プレゼンテーションの種類
  5.2.2 プレゼンテーションの要素
 5.3 スピーチ力を鍛える
  5.3.1 スピーチがすべての基本
  5.3.2 アイデアの構想を練る
  5.3.3 アウトラインの作成
  5.3.4 読み原稿の作成
  5.3.5 リハーサル
  EXERCISE1 グループスピーチをする
 5.4 高度なプレゼンテーション
  5.4.1 説明型プレゼンテーション
  5.4.2 説得型プレゼンテーション
  EXERCISE2 高度なプレゼンテーションをする
 5.5 ドキュメントを使ったプレゼンテーション
  5.5.1 配布資料を使う
  5.5.2 スライドを使う
  5.5.3 スライドの作成
  EXERCISE3 配布資料とスライドでプレゼンテーションをする
 第5章をふりかえって

■第6章 ディスカッション
 6.1 大学での学びとディスカッション
  6.1.1 ディスカッションの重要性
  6.1.2 ディスカッションとプレゼンテーションの関係
 6.2 ディスカッションの心得
  6.2.1 生産的なディスカッションの条件
  6.2.2 参加者の心得
  6.2.3 司会(ファシリテーター)の心得
  6.2.4 記録係
 6.3 ディスカッションの種類と目的
  6.3.1 様々なディスカッションの形式
  6.3.2 目的と規模に応じたディスカッション
  6.3.3 大学での学びに必要なディスカッションとは
 6.4 理解を深めるディスカッション
  6.4.1 イントロダクション
  6.4.2 バズセッションの進め方
  EXERCISE1 バズセッションで理解を深める
 6.5 問題を解決するディスカッション
  6.5.1 イントロダクション
  6.5.2 問題解決のためのアイデアを出し合う(ブレーンストーミング)
  6.5.3 集めたアイデアを整理・分類する(KJ法)
  6.5.4 ブレーンストーミングとKJ法を組み合わせる
  EXERCISE2 ブレーンストーミングとKJ法で問題を解決する
 6.6 問題を共有するディスカッション
  6.6.1 イントロダクション
  6.6.2 シンポジウムの進め方
  EXERCISE3 ミニシンポジウムで問題を共有する
 第6章をふりかえって

■第7章 ディベート
 7.1 ディベートとは
  7.1.1 ディベートとディスカッションの違い
  7.1.2 ディベートの意義
  7.1.3 これまでに学んだスキルを総動員しよう
  7.1.4 ディベートのフォーマット
 7.2 簡単なディベート
  7.2.1 ピンポン・ディベート
  7.2.2 ワンマン・ディベート
  EXERCISE1 簡単なディベートをしてみよう
 7.3 ディベートの準備
  7.3.1 チーム分け
  7.3.2 論題の選択
  7.3.3 主張作り
  EXERCISE2 主張とエヴィデンスを作る
 7.4 ディベートをおこなう
  7.4.1 ディベートの前に
  7.4.2 主張
  7.4.3 質疑
  7.4.4 反論
  7.4.5 フローシートに記録する
  7.4.6 判定
  7.4.7 ディベートが終わったあとは
  EXERCISE3 ディベートをする
 第7章をふりかえって

column スタディ・スキルを活かす3 社会人になってから
著者紹介
■編者

中澤 務(なかざわ・つとむ)

1965年、埼玉県生まれ。現在、関西大学文学部(哲学倫理学専修)教授。

[主要著書・訳書]

『ソクラテスとフィロソフィア』(ミネルヴァ書房、2007年)、『バイオエシックスの展望』(共著、東信堂、2005年)、『アウグスティヌス著作集18-II』(共訳、教文館、2006年)



森 貴史(もり・たかし)

1970年、大阪府生まれ。現在、関西大学文学部(文化共生学専修)准教授。

[主要著書・訳書]

『ドイツ語が織りなす社会と文化』(共編著、関西大学出版部、2005年)、『特殊戦闘車両』(共訳、大日本絵画、2002年)、『中世ヨーロッパ放浪芸人の文化史』(共訳、明石書店、2006年)



本村 康哲(もとむら・やすのり)

1966年、京都府生まれ。現在、関西大学文学部(情報文化学専修)教授。

[主要著書・訳書]

“Suppression of Isolated Noises in the Dynamic Neutron Radiography Image by Using Mathematical Morphology”,Nuclear Inst.and Methods in Physics Research A,Vol.377,No.1,1996(共著)、Cluster approach to pattern recognition,Plenum press,1996(共著)