カタツムリ 陸の貝のふしぎにせまる

よくわかる生物多様性 2
カタツムリ 陸の貝のふしぎにせまる

中山れいこ[著] 中井克樹[監修] アトリエモレリ[制作]

定価
3,080円(2,800円+税)
ISBN
978-4-87424-521-7 C0645
発売日
2011/4/4
判型
AB
ページ数
56頁
ジャンル
その他 ― <よくわかる生物多様性>
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紀伊國屋書店 丸善・ジュンク堂書店・文教堂

全国各地の代表的なカタツムリやそのなかま、外来種などを精緻なイラストで紹介。体のつくりやカラの模様、成長する過程など、飼育・観察を通して得られた貴重な発見が凝縮。


<よくわかる生物多様性>
■中山れいこ 著 アトリエモレリ 制作
生物多様性を学ぶための図鑑シリーズ。チョウやカタツムリ、カエル、ホタルなど、身近な生物に目を向・・・(全文を読む)け、写真をしのぐ精緻なイラストで描く。生き物たちの体のつくりから、生態系や外来種問題などを平易に解説。本文は総ルビ付き。全3巻(完結)。

関連情報

目次
カタツムリは陸にすむ巻貝



1.カタツムリとは/どんな生き物かな?

 陸にすむ貝(陸貝)の2つのグループ



2.地域ごとに多様なカタツムリの色と形/どこにすんでいるのかな?

 北海道から沖縄まで日本全国にくらすカタツムリのなかま

 島ごとに種類がちがう南西諸島のヤマタカマイマイ

 全国各地で見られる小さなカタツムリ/外国のカタツムリ



3.体のつくり/カラは固い? やわらかい?

 体とカラ、頭のてっぺんからあしの先までのようす

 すむ場所でちがう色ともよう



4.飼育と観察で見えてくる生態/落ちているカラのサインは何?

 清潔な飼い方

 ふ化と成長/卵生と卵胎生

 何を食べるのだろう? 口の中のようす

 交尾と恋矢を見るために

 野外での観察、カタツムリの敵



5.人間とのかかわり/希少種・絶滅危惧種とは?

 庭先にすむカタツムリ

 身近な絶滅危惧種を知り、地域でできる保護を考えよう

 保護へのとりくみ
著者紹介
博物画家、図鑑作家、環境教育アドバイザー、グラフィックデザイナー。博物画の製作・普及などを行うアトリエモレリを主宰、ボランティアグループ「緑と子どもとホタルの会」代表。東京で育ち、幼少のころより生物相の豊かな生態系を目の当たりにし、植物や昆虫に関心を持つ。1966年頃から書籍作りや執筆業を手がけ、99年に作った手製の本『アゲハの飛んだ日』がきっかけで図鑑作家となる。著書に、『カメちゃんおいで 手の鳴るほうへ(共著)』(講談社)、『ドキドキワクワク生き物飼育教室』シリーズ(リブリオ出版)、『未来につなごう身近ないのち』(くろしお出版)など。