土屋俊 言語・哲学コレクション 5
デジタル社会の迷いと希望
土屋俊[著]
- 定価
- 4,180円(3,800円+税)
- ISBN
- 978-4-87424-528-6 C3310
- 発売日
- 2011/8/25
- 判型
- A5
- ページ数
- 401頁
- ジャンル
- 言語学・英語学 ― <土屋俊 言語・哲学コレクション>
科学、技術、知識の歴史的、哲学的理解への貢献を念頭に置きつつ、インターネット時代の倫理的問題に迫る。【目次】情報倫理/デジタル化と言語研究/インターネット/科学技術
<土屋俊 言語・哲学コレクション>
■土屋俊
言語、哲学、情報処理、図書館論とジャンルの垣根を越えて常に時代と向き合い、時に厳しい問題提起を行い、その時々の学・・・(全文を読む)界の中心にいた著者による著作集。各巻には序としてその論文が書かれた背景などを書き下ろす。全6巻(3, 6は未刊)。
関連情報
- 目次
- 第5巻 目次
序章
Ⅰ 情報倫理
1 知識と犯罪
2 情報は誰のものか
3 日本国著作権法第31条の倫理的位相
4 情報技術者の職能倫理
5 情報処理技術の特徴とその倫理的意義
6 コンピュータ・エシックス? インターネット・エシックス?
7 情報倫理とは何か
8 あと四年で解ける情報倫理の問題
9 一般情報処理教育の課題と将来
Ⅱ デジタル化と言語研究
10 テキストデータベースの現状と展望
11 電子化された世界の言語問題
12 コーパスを利用した談話・対話研究のための基礎的研究
Ⅲ インターネット
13 インターネットは来たるべき電子社会の範型たりうるか
14 「インターネット」に「次世代」はない
15 文化と学術におけるデジタル文書の将来
16 情報セキュリティの社会技術序説
Ⅳ 科学技術
17 科学研究の国際分業
18 大学と産業の協力と大学の理念
19 技術の変貌と再定義
20 コンピュータと人工知能
- 著者紹介
- 1952年東京に生まれる。
東京大学教養学部卒業、
東京大学大学院博士課程単位取得退学(哲学専攻)
千葉大学文学部教授等を経て、
現在、大学評価・学位授与機構研究開発部教授。