コミュニケーションを枠づける

近刊

コミュニケーションを枠づける

参与・関与の不均衡と多様性

片岡邦好/池田佳子/秦かおり[編]

価格
3,700円+税
ISBN
978-4-87424-723-5 C3080
発売日
2017/2/22
判型
A5
ページ数
304頁
ジャンル
言語学 ― 社会言語学専門
オンライン書店
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日常の相互行為(やりとり)に参加するとき、意識しようとしまいと私たちはある種の枠(フレーム)を形成する。ゴフマンによって提案された「参与枠組み」を、単なる情報伝達の域を超え、有象無象の関わりの中から立ち現れるものと捉え、再定義する。

関連情報

目次
第1章 参与・関与の不均衡を考える
(片岡邦好・池田佳子・秦かおり)
第2章 「わからない」理解状態の表示を契機とする関与枠組みの変更
(増田将伸・城 綾実)
第3章 大学英語授業でのスピーキング活動における「非話し手」の振る舞いと参加の組織化
(横森大輔)
第4章 Webビデオ会議:関与性を指標する相互行為リソースの一考察
(池田佳子)
第5章 空間をまたいだ家族のコミュニケーション:スカイプ・ビデオ会話を事例に
(砂川千穂)
第6章 日本語会話における聞き手のフッティングと積極的な関与
(難波彩子)
第7章 対立と調和の図式:録画インタビュー場面における多人数インタラクションの多層性
(秦かおり)
第8章 発話と活動の割り込みにおける参与:話し手の振る舞い「について」の描写が割り込む事例から
(安井永子)
第9章 傍参与的協同:歯科診療を支える歯科衛生士のプラクティス記述
(坂井田瑠衣)
第10章 展示制作活動における参与・関与の変化から見た参与者の志向の多層性
(高梨克也)
第11章 通訳者の参与地位をめぐる手続き:手話通訳者の事例から
(菊地浩平)
第12章 理容室でのコミュニケーション:理容行為を〈象る〉会話への参与
(名塩征史)
第13章 ラジオ番組収録における多層的な参与フレームの交わりについて:制度的制約に伴う現象を中心に
(片岡邦好・白井宏美)
著者紹介
片岡 邦好(かたおか くによし)
アリゾナ大学大学院博士課程修了.Ph.D.(応用言語学).愛知大学法学部専任講師,助教授を経て,現在,同文学部教授.

池田 佳子(いけだ けいこ)
ハワイ大学マノア校東アジア言語文化研究科修了.Ph.D.(日本語言語学).トロント大学東アジア学科専任講師,名古屋大学国際言語文化研究科准教授を経て,現在,関西大学国際部教授・国際教育副センター長.

秦 かおり(はた かおり)
ロンドン大学ゴールドスミス校大学院博士課程中退.立教大学ランゲージ・センター教育講師を経て,現在,大阪大学大学院言語文化研究科准教授.