英語否定文の統語論研究

英語否定文の統語論研究

素性照合と介在効果

西岡宣明[著]

価格
3,800円+税
ISBN
978-4-87424-403-6 C3082
発売日
2007/11/25
判型
A5
ページ数
312頁
ジャンル
言語学 ― 英語学専門
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英語の否定文に共通する構造を、言語表現の認可に関する介在効果に着目しつつ、生成文法のミニマリスト・プログラムのアプローチを用いて分析。生成文法の進展の方向の妥当性を裏付ける。

関連情報

目次
第1章 ミニマリスト・プログラムの基本概念と課題―枠組みと仮定―
1.0 序
1.1 ミニマリスト・プログラムの基本理念
1.2 照合理論と計算体系
1.3 A移動の再構築の問題と数量詞繰上げ(QR)操作
1.4 まとめ

第2章 英語否定文の統語構造と認可―Klima(1964)とNegP分析検証―
2.0 序
2.1 Klima(1964)再考
2.2 NegP分析―not/n’tを伴う文
2.3 否定文の統一的分析の必要性―inner-island 効果
2.4 Haegeman(1995)
2.5 まとめ

第3章 英語否定文の統語構造と認可―代案としてのPolP分析―
3.0 序
3.1 do-supportとnotの生起位置
3.2 代案
3.3 文否定と構成素否定
3.4 まとめ

第4章 英語の否定対極表現の認可と再構築効果
4.0 序
4.1 先行研究
4.2 NPIの再構築分析とA移動の再構築
4.3 否定文とNPIの認可のメカニズム
4.4 残された問題
4.5 まとめ

第5章 日本語の否定文とwh(...)-moの認可
5.0 序
5.1 日本語と英語の否定文の節構造
5.2 wh-moの認可とその正体
5.3 非連続wh...-mo
5.4 まとめ

第6章 数量詞と否定―部分否定再考―
6.0 序
6.1 部分否定と外部/メタ言語的否定
6.2 文否定と部分否定の統語的メカニズム
6.3 部分否定解釈を持つQPの分布
6.4 まとめ

第7章 QR操作の存否
7.0 序
7.1 QRを否定する分析
7.2 経済性の原理に基づくQR分析
7.3 まとめ

第8章 多重wh疑問文再考
8.0 序
8.1 先行研究
8.2 代案
8.3 分析
8.4 残された問題
8.5 まとめ

第9章 結論
著者紹介
熊本県生まれ. 九州大学大学院文学研究科修士課程修了。

熊本県立大学(旧熊本女子大学)文学部、九州大学文学部、大学院人文科学研究院助教授を経て、現在、九州大学大学院人文科学研究院教授。その間、Harvard大学で1年間研究に従事。2006年2月、大阪大学より博士(文学)取得。