法と言語

法と言語

法言語学へのいざない

橋内武/堀田秀吾[編]

定価
2,420円(2,200円+税)
ISBN
978-4-87424-551-4 C1030
発売日
2012/4/23
判型
A5
ページ数
264頁
ジャンル
言語学・英語学 ― 社会言語学入門
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紀伊國屋書店 丸善・ジュンク堂書店・文教堂

司法の世界に「ことばの側面」からアプローチする「法言語学」。司法界の用語と日常語との比較、法言語学の学問としての成り立ち・意義・歴史などをまとめた、裁判員制度時代の「法」と「ことば」の概説書。一般教養の教科書にもお勧め。

関連情報

目次
 序章 法と言語を学ぶ前に

◇第1部 法言語へのいざない
 第1章 法律のことば
 第2章 日本国憲法のことば
 第3章 裁判のことば-法言語学の元祖の研究
 第4章 裁判員裁判のことば ―裁判官と裁判員のコミュニケーション
 第5章 司法通訳 ―正確さと公正さを期して

◇第2部 法言語学の課題
 第6章 ことばの犯罪(1)振り込め詐欺のことば
 第7章 ことばの犯罪(2)偽証・名誉毀損
 第8章 ことばの証拠(1)筆跡鑑定・文書分析・話者同定・剽窃
 第9章 ことばの証拠(2)商標の類否と識別性・商品の表示と注意書き
 第10章 ことばの誤解-意味内容の解釈をめぐる争い
 第11章 ことばが記憶を変える-目撃者の記憶の変容

◇第3部 法と言語と社会
 第12章 言語権・言語法と言語政策
 第13章 法務翻訳の実際-英文契約書に関する訳語・訳文の問題点
 第14章 法言語教育
 第15章 法言語学の成立と展開
 
 終章  法と言語-まとめ
著者紹介
橋内武(桃山学院大学)

堀田秀吾(明治大学)

指宿誠(成城大学)

大河原眞美(高崎経済大学)

ギボンズ,ジョン(モナシュ大学)

首藤佐智子(早稲田大学)

田中恒好(立命館大学)

中根育子(メルボルン大学)

中村幸子(愛知学院大学)

中村秩祥子(滋賀大学)、

藤田政博(関西大学)

札埜和男(京都教育大学附属高校)

水野真木子(金城学院大学)

渡辺修(甲南大学)