「グローバル人材」再考

「グローバル人材」再考

言語と教育から日本の国際化を考える

西山教行/平畑奈美[編著]

価格
2,700円+税
ISBN
978-4-87424-639-9 C3036
発売日
2014/12/4
判型
A5
ページ数
304頁
ジャンル
日本語教育 ― 日本語教育専門書
オンライン書店
amazon.co.jp 楽天ブックス

鈴木孝夫・當作靖彦・大木充による鼎談「グローバル人材と日本語」収録。グローバル人材を日本語との関わりから捉え、日本語教育と外国語教育の専門家たちが論じた画期的研究書。真のグローバル人材育成に必要な人・教育・政策とは。

関連情報
【書評・紹介】
雑誌『社会言語学』に書評が掲載されました。
http://www.geocities.jp/syakaigengogaku/2015.html

雑誌『英語教育』に書評が掲載されました。
http://www.taishukan.co.jp/book/b200214.html

雑誌『ふらんす』(2015年4月号)に書評が掲載されました。
https://www.hakusuisha.co.jp/magazine/
目次
まえがき

序 章 いま日本が必要とする対外言語戦略とはなにか
鈴木 孝夫


第1部「教育」 グローバル時代の高等教育への批判

第1章
グローバル人材育成のために―社会と教育の果たすべき責任とは
當作 靖彦

第2章
グローバル人材育成政策と大学人の良識
大木 充

第3章
言語教育はどのくらい経済成長の役に立つのか―オーストラリアの事例から考える
嶋津 拓


第2部「人」 グローバル社会を生きる若者たちへの視座

第4章
「グローバル人材」の育成はオールジャパンで―青年海外協力隊事業をめぐる杞憂と夢想
佐久間 勝彦

第5章
「グローバル市民」の「ことば」の教育とは―接続可能な社会と媒体としての個人
福島 青史

第6章
「グローバル人材」と「地球的人材」との距離―「国際ボランティア」日本語教師のキャリア意識をめぐる考察
平畑 奈美


第3部「政策」 国際化に向けた言語教育政策への提言

第7章
グローバル化時代のグローカル人材育成と日本語教育
尾崎 明人

第8章
私事化する教育と言語教育の可能性―グローバル人材に欠けるものは何か
西山 教行


鼎 談
グローバル人材と日本語―日本の国際化を担う人材が磨くべき言語能力とは 257
鈴木 孝夫  當作 靖彦  大木 充
コメンテーター:西山 教行
司会:平畑 奈美


フランスと日本の自国語普及政策をめぐって―あとがきにかえて
西山 教行
著者紹介
西山 教行(にしやま のりゆき)
京都大学人間・環境学研究科教授、国際フランス語教授連合(FIPF)委員長、日本フランス語教育学会副会長、日本言語政策学会副会長。
明治大学大学院博士後期課程満期退学、ポール・ヴァレリー大学専門研究課程(DEA)修了。
専門は、言語教育学、フランス語教育学、言語政策。
【主著】『マルチ言語宣言―なぜ英語以外の外国語を学ぶのか』(共編、京都大学学術出版会、2011)、『複言語・複文化主義とは何か―ヨーロッパの理念・状況から日本における受容・文脈化へ』(共編、くろしお出版、2010)等

平畑 奈美(ひらはた なみ)
滋賀大学国際センター准教授。
早稲田大学大学院日本語教育研究科博士後期課程修了、博士(日本語教育学)。
専門は、日本語教育、社会心理学。
【主著】『「ネイティブ」とよばれる日本語教師―海外で教える母語話者日本語教師の資質を問う』(春風社、2014)、「アジアにおける日本語母語話者教師の新たな役割―母語話者性と日本人性の視点から」(『世界の日本語教育』18、2008)