日本語教材研究の視点

新刊

日本語教材研究の視点

新しい教材研究論の確立をめざして

吉岡英幸/本田弘之[編]

価格
2,400円+税
ISBN
978-4-87424-716-7 C3081
発売日
2016/10/20
判型
A5
ページ数
240頁
ジャンル
日本語教育 ― 日本語教育専門書
オンライン書店
amazon.co.jp 楽天ブックス

現状では、日本語教材を研究したいという大学院生などに紹介できる適当な文献は多いとは言えない。日本語教材を多角的な視点から捉え、総合的に研究した入門的な文献があまり見当たらないからである。そこで、日本語教材についてより広く・深く知りたい人、教材研究をしてみたいという人たちのために、日本語教材研究の概要、現状が把握できるようなもの・・・(全文を読む)、日本語教材研究の視点、対象、方法がわかるようなもの、教材研究に関する必要な参考文献がわかるようなものを刊行したいという企画で生まれたのが本書である。(「はじめに」より)

関連情報

目次
はじめに 吉岡英幸

第1部 日本語教材の歴史

第1章
日本語教材の歴史的変遷
吉岡英幸

第2章
韓国の日本語教科書における記述内容の変遷
金義泳

第2部 日本語教材の分析

第3章 日本語教材研究の視座―日本語教材研究フレームワーク作成への試案
河住有希子

第4章 第二言語習得研究からみた教材
義永美央子

第5章 コーパスから見る日本語教科書
中俣尚己

第3部 日本語教材の使用

第6章 教員と教材の関係―医療福祉日本語の教材分析と評価を通じて
荒川洋平・木村亮子

第7章 教材を使う授業の意義
李暁燕

第8章 日本語教師を取り巻くテクノロジーの変遷
山田智久

第9章 「教科書で教える」とはどういうことか―これからの日本語教材研究
本田弘之

解説 日本語教材目録データベース
田中祐輔

おわりに 本田弘之
著者紹介
吉岡 英幸(よしおか ひでゆき)
早稲田大学名誉教授。早稲田大学文学研究科修士課程修了。東京外国語大学付属日本語学校、早稲田大学日本語教育研究センター、早稲田大学大学院日本語教育研究科などを経て、早稲田大学を定年退職。研究分野は、日本語教材、日本語教育史。主著に、『日本語教材概説』(共編、北星堂書店、1992)、『日本語教育史論考―木村宗男先生米寿記念論集』(共編、凡人社、2000)、『徹底ガイド日本語教材』(編著、凡人社、2008)などがある。

本田 弘之(ほんだ ひろゆき)
北陸先端科学技術大学院大学教授。早稲田大学大学院日本語教育研究科博士後期課程修了。早稲田大学卒業後、高校教諭を経て、青年海外協力隊に参加し日本語教育に携わる。研究分野は、日本語教育学、社会言語学。主著に、『文革から「改革開放」期における中国朝鮮族の日本語教育の研究』(ひつじ書房、2012)、『日本語教育学の歩き方―初学者のための研究ガイド』(共著、大阪大学出版会、2014)、『複言語・複文化時代の日本語教育』(共編著、凡人社、2016)などがある。