第一・第二言語における日本語名詞修飾節の習得過程

第一・第二言語における日本語名詞修飾節の習得過程

大関浩美[著]

価格
3,800円+税
ISBN
978-4-87424-434-0 C3080
発売日
2008/12/24
判型
A5
ページ数
320頁
ジャンル
言語習得 ― 言語習得専門
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日本語名詞修飾節の習得プロセスを記述・分析した結果をまとめた書。関係節に相当する構造を中心に、第一言語(母語)・第二言語双方の習得プロセスを、類型論的アプローチを採用し、包括的に論じる。

関連情報

目次
■第1章 問題のありか
 1.1 はじめに
 1.2 使用する用語の本書での定義
 1.3 これまでの関係節習得研究の問題点
 1.4 公開されている大規模コーパスの利用
 1.5 本書の構成

■第2章 日本語の名詞修飾節の構造
 2.1 日本語の名詞修飾節の特徴
 2.2 言語類型論から見た日本語名詞修飾節の構造的特徴
 2.3 意味論・語用論的な観点からの日本語名詞修飾節の分析
 2.4 Comrieによる新しい類型論的仮説
 2.5 まとめ

■第3章 名詞修飾節の習得に関する先行研究
 3.1 関係節習得研究で検証を試みられてきた二つの要因
 3.2 これまで行なわれてきた名詞修飾節に関する習得研究の傾向
 3.3 被修飾名詞と関係節の文法関係の影響に関する結果
 3.4 中央埋め込みの影響に関する結果
 3.5 そのほかの観点からの研究結果
 3.6 習得過程に影響を与える要因
 3.7 本書における研究課題
 3.8 第3章のまとめ

■第4章 研究の枠組み
 4.1 本章の構成
 4.2 分析対象としたデータ
 4.3 分析方法
 4.4 本章のまとめ

■第5章 研究1:L1習得研究
 5.1 研究1の目的および研究課題
 5.2 使用データ
 5.3 データの取り出しと分類
 5.4 各子どもの名詞修飾節初出年齢および使用傾向
 5.5 被修飾名詞と修飾節の文法関係(研究課題1)
 5.6 主節における被修飾名詞の役割(研究課題2)
 5.7 意味的な観点からの修飾節習得プロセスの分析(研究課題3)
 5.8 結果のまとめ
 5.9 第5章のまとめ

■第6章 研究2:L2習得研究
 6.1 研究2の目的および研究課題
 6.2 データの詳細
 6.3 データの分類および分析
 6.4 各コーパスにおける名詞修飾節使用傾向
 6.5 被修飾名詞と修飾節の文法関係(研究課題1)
 6.6 主節における被修飾名詞の役割(研究課題2)
 6.7 意味的な観点からの修飾節習得プロセスの分析(研究課題3)
 6.8 結果のまとめ
 6.9 第6章のまとめ

■第7章 総合的考察
 7.1 研究1、研究2の各研究課題に関する結果のまとめ
 7.2 名詞修飾節の習得過程:英語L1・L2、日本語L1・L2の比較
 7.3 日本語名詞修飾節の習得過程:類型論的特徴の影響
 7.4 まとめ

■第8章 おわりに 今後の課題と日本語教育への示唆
 8.1 今後の課題
 8.2 日本語教育への示唆
著者紹介
早稲田大学第一文学部卒業。お茶の水女子大学人間文化研究科博士前期、後期課程修了。博士(人文科学)。専門は第二言語習得。現在、東京大学留学生センター特任講師(2008年1月現在)。