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日本語を学ぶ/複言語で育つ

子どものことばを考えるワークブック

川上郁雄/尾関史/太田裕子[著]

定価
1,760円(1,600円+税)
ISBN
978-4-87424-635-1 C0081
発売日
2014/10/21
判型
B5
ページ数
132頁
ジャンル
日本語教育 ― 日本語教師参考書
オンライン書店
amazon.co.jp 楽天ブックス
リアル書店在庫
紀伊國屋書店 丸善・ジュンク堂書店・文教堂

国内外で日本語を学ぶ子どものことばの学びについて、さまざまなテーマから考えるためのテキスト。子どものエピソードやライフストーリーを読んだり、問いに対して受講生同士が話し合いながら理解を深める。巻末に授業デザイン付き。

関連情報
【書評・紹介】
早稲田大学大学院日本語教育研究科 川上郁雄研究室WEBサイトに書評が掲載されました。
http://gsjal.jp/kawakami/bookwork_rev1.html#review1
目次
はじめに
このテキストを利用されるみなさまへ

第1ステージ 子どもの直面する課題を考える
第1回 移動する時代と子どもたち
第2回 日本で日本語を学ぶ子どもたち
第3回 ことばの学びとことばの力
第4回 海の向こうで日本語を学ぶ子どもたち
第5回 ことばとアイデンティティ
第6回 それぞれの「日本語」

第2ステージ 子どものことばの学びと実践を考える
第7回 複数のことばの中で育つということ
第8回 社会の中で育つことば
第9回 子どもたちの心とことばの学び
第10回 ことばの学びを支える「教材」1
第11回 ことばの学びを支える「教材」2
第12回 ことばの学びを支える言語活動

第3ステージ 子どものライフコースを考える
第13回 ライフストーリーを解釈する 1
第14回 ライフストーリーを解釈する 2
第15回 ライフストーリーを解釈する 3
第16回 ライフストーリーを聴く
第17回 ライフストーリーを書く
第18回 意見交流会と全体の振り返り

キーワード一覧
もっと勉強したい人への読書案内
本テキストの授業デザイン

あとがき
著者紹介
川上 郁雄(かわかみ いくお)
早稲田大学大学院日本語教育研究科 教授
博士(文学、大阪大学)
主な編著書
『「移動する子どもたち」のことばの教育学』(2011、くろしお出版)
『私も「移動する子ども」だった―異なる言語の間で育った子どもたちのライフストーリー』(編著、2010、くろしお出版)
『「移動する子ども」という記憶と力―ことばとアイデンティティ』(編著、2013、くろしお出版)

尾関 史(おぜき ふみ)
国際交流基金日本語国際センター 専任講師
博士(日本語教育学、早稲田大学)
主な著書・共著
『子どもたちはいつ日本語を学ぶのか―複数言語環境を生きる子どもへの教育』(2013、ココ出版)
『こども にほんご宝島』(共著、2009、アスク出版)

太田 裕子(おおた ゆうこ)
早稲田大学グローバルエデュケーションセンター 准教授
博士(日本語教育学、早稲田大学)
主な著書・共著
『日本語教師の「意味世界」―オーストラリアの子どもに教える教師たちのライフストーリー』(2010、ココ出版)
『文章チュータリングの理念と実践―早稲田大学ライティング・センターでの取り組み』(共編著、2013、ひつじ書房)