英語教育におけるGraded Readersの文化的・教育的価値の考察

近刊

英語教育におけるGraded Readersの文化的・教育的価値の考察

水野邦太郎[著]

価格
4,300円+税
ISBN
978-4-87424-824-9 C3082
発売日
2020/3/9
判型
A5
ページ数
404頁
ジャンル
英語教育・英語学習 ― 英語教育専門
オンライン書店
amazon.co.jp 楽天ブックス
リアル書店在庫
紀伊國屋書店 丸善・ジュンク堂書店・文教堂

日本の学校英語教育が抱える「接する英語の量が少ない」という根本的な課題を、学習指導要領の変遷等を含めて考察。WiddowsonのCapacity論を軸に理論的枠組みを構築し、語彙や文法の難易度が段階的に制限されたGraded Readersの読書を、中学・高校の英語教育へ導入することを提案する。

関連情報

目次
まえがき―本書刊行の経緯と学習指導要領について

第Ⅰ部 本研究の背景と目的・概要
 
 第1章 本研究の背景―第2言語ではなく外国語としての英語
 
 第2章 本研究の概要

第Ⅱ部 理論的枠組み―Capacity モデルの構築
 
 第3章 問題と目的―「4技能」に基づく「コミュニケーション能力観」の問題点
 
 第4章 研究方法―コミュニケーション能力論再考
 
 第5章 考察(1)―Capacityモデルの認知言語学的展開
 
 第6章 考察(2)―Capacityモデルにおける語彙学習の理論的枠組み
 
 第7章 結論―Capacityモデルからみた学習指導要領の言語能力観の問題点

第Ⅲ部 理論の応用―Capacityモデルに基づくGraded Readersの英語の分析と分析結果の文化的・教育的価値の考察
 
 第8章 序論―CapacityモデルにおいてGraded Readers が果たす教育的役割
 
 第9章 問題と目的―Graded Readersの英語はどのような性質や特徴を持っているか
 
 第10章 研究方法―OBWコーパスの構築と分析
 
 第11章 結果と考察―OBWコーパスにおけるlookの慣習的な言語単位の事例分析
 
 第12章 結論―総合的考察:look に関する潜在的な言語知識の内容

第Ⅵ部 結論―「教科」としての英語教育の確立を目指して
 
 第13章 Capacity モデルの教育学的展開
 
 第14章 本研究の限界と今後の展開

付録
著者紹介
水野邦太郎(みずの くにたろう)
江戸川大学メディアコミュニケーション学部教授。2017年九州大学にて博士(比較社会文化)。茨城大学 大学教育センター 総合英語教育部准教授・福岡県立大学人間社会学部准教授を経て,2018年4月より現職。
専門は英語教育学。特に,コンピュータを活用した認知的アプローチ(語彙・文法学習)と社会文化的アプローチ(学びの共同体創り)の理論と実践。コンピュータ利用教育学会 学会賞・論文賞(2007)。外国語教育メディア学会 学会賞・教材開発(システム)賞(2010)。
筆者監修の本に『大学生になったら洋書を読もう』(アルク)がある。