リズム・アクセントの「ゆれ」と音韻・形態構造

リズム・アクセントの「ゆれ」と音韻・形態構造

田中真一[著]

価格
3,800円+税
ISBN
978-4-87424-388-6 C3081
発売日
2008/12/10
判型
A5
ページ数
256頁
ジャンル
日本語学 ― 日本語学専門
オンライン書店
amazon.co.jp 楽天ブックス
リアル書店在庫
紀伊國屋書店 丸善・ジュンク堂書店・文教堂

日本語音声における「ゆれ」を生じさせる個々の条件を特定。「ゆれ」のない部分を含めた解釈を加えることを通して、より広い視野からの一般化が可能になると意図し、リズム・アクセントの現象に焦点を当て分析を試みた。

関連情報

目次
■第1章 研究課題
1.1 研究の背景および方針
1.2 本研究に関わるおもな知見および概念
1.3 言語データおよび本論文の構成
1.4 記号、略号、その他の表記
 
■第2章 音節形成の位置と作用域
2.0 本章の要旨および構成
2.1 位置的忠実性(Positional Faithfulness)とリズムの作用域
2.2 調査・分析(1):川柳の字余りと音節・テンプレート
2.3 調査・分析(2):野球声援
2.4 調査・分析(3):歌謡の音符付与における「ゆれ」と音節
2.5 考察とまとめ

■第3章 外来語アクセントと音韻構造
3.0 本章の要旨および構成
3.1 アクセントの機能・制約と外来語アクセント
3.2 アクセント調査
3.3 分析(1):外来語アクセントと音韻構造(4モーラ以下)
3.4 分析(2):外来語アクセントと音韻構造(5モーラ以上)
3.5 考察
3.6 本章のまとめ

■第4章 音韻・形態構造とアクセント
4.0 本章の要旨および構成
4.1 複合語アクセント
4.2 調査・分析(1):複合語アクセントの「ゆれ」と音韻構造(後部外来語)
4.3 調査・分析(2):複合語アクセントの「ゆれ」と形態構造(後部和語・漢語)
4.4 調査・分析(3):形態素境界の強度とアクセントの「ゆれ」:和語、漢語のアクセント
4.5 まとめと考察

■第5章 ソノリティーと音節量
5.0 本章の要旨および構成
5.1 諸言語と日本語における音節量
5.2 複合語・外来語アクセントの「ゆれ」と促音
5.3 調査・分析(1):外来語アクセント
5.4 調査・分析(2):複合語アクセント
5.5 ソノリティー階層と促音
5.6 本章のまとめ

■第6 章 本研究の課題とまとめ
6.1 アクセント位置以外の問題(分離アクセントと平板アクセント)
6.2 結びと課題
著者紹介
名古屋市生まれ

大阪外国語大学日本語学科 卒業

大阪外国語大学大学院修士課程日本語学専攻 修了

神戸大学大学院博士課程文化学研究科 修了(博士:文学)

長崎総合科学大学専任講師などを経て、現在、神戸女学院大学文学部准教授



おもな著書・論文

『日本語の発音教室 ―理論と練習』(共著:くろしお出版 1999)ほか