日本語研究のインターフェイス

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日本語研究のインターフェイス

三宅知宏[著]

定価
4,180円(3,800円+税)
ISBN
978-4-87424-539-2 C3081
発売日
2011/11/28
判型
A5
ページ数
296頁
ジャンル
日本語学 ― 日本語学専門
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「音韻論」「形態論」「統語論」といった言語研究の諸領域間の接点に注目。具体的な事例研究を積み重ねることで、一つの領域内だけでは困難であった言語現象の「観察」「記述」「説明」が可能になるという意義・有効性を示す。

関連情報

目次
はじめに
 
◇第1部 音韻論と形態論のインターフェイス
 ■第1章 形態素のレベルとアクセント
 ■第2章 語の内部関係と音韻現象
 ■第3章 半濁音化・促音化と枝分かれ制約
 ■第4章 語の品詞性とアクセント

◇第2部 統語論と意味論のインターフェイス(1)
     ―「名詞」を中心に―
 ■第5章 名詞の飽和性と統語現象
 ■第6章 「主要部」の概念と“XのY”型名詞句
 ■第7章 複合名詞句の統語構造
 ■第8章 心理名詞述語文 

◇第3部 統語論と意味論のインターフェイス(2)
     ―「動詞」を中心に―
 ■第9章  移動動詞の対格標示
 ■第10章 受益構文
 ■第11章 相互構文  
 ■第12章 形態的有形性に関する日英語対照
      ―結果構文の基礎的分析―

◇第4部 意味論と語用論のインターフェイス
 ■第13章 推量と確認要求
 ■第14章 推量が表される諸形式
 ■第15章 不定推量と質問表現
 ■第16章 疑念表明の表現

おわりに
著者紹介
1965年、岡山県生まれ。

大阪大学大学院文学研究科博士後期課程、単位修得退学。

現在、鶴見大学文学部教授。

博士(文学)[2010年 大阪大学]