「ている」「ていた」「ていない」のアスペクト

「ている」「ていた」「ていない」のアスペクト

異なるジャンルのテクストにおける使用状況とその用法

江田すみれ[著]

価格
3,600円+税
ISBN
978-4-87424-581-1 C3081
発売日
2013/3/25
判型
A5
ページ数
304頁
ジャンル
日本語学 ― 日本語学専門
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「ている」に加え、これまで注視されてきたとはいえない「ていた」「ていない」を調査。会話及び、大学生が読むであろう新書テキストを詳細に分析し、それぞれの機能や用法に迫る。日本語学習者に必要な文法とは何かが見えてくる。

関連情報

目次
■第1章 研究の概要
 1 はじめに
 2 先行研究
 3 本書の目的
 4 資料および調査方法
 5 動詞の分類
 6 「動詞+ている」の用法の分類
 7 本書の構成
 
■第2章 テクストの種類の違いとテンス
 1 先行研究の問題点
 2 調査の方法
 3 調査結果
 4 「る」「た」「ている」の用法
 5 まとめ
 
■第3章 効力持続について
 1 先行研究
 2 効力の存在について
 3 記録の用法
 4 結果状態と効力持続
 5 まとめ
 
■第4章 「ている」の用法
 1 「ている」の分類の基準
 2 会話・小説・新書における「ている」の使用状況
 3 会話における「ている」の用法
 4 新書における「ている」の用法
 5 「ている」の新書での機能
 6 会話と新書の「ている」
 
■第5章 「ていた」の用法
 1 問題の所在
 2 「ていた」の先行研究
 3 「ていた」の分類とその使用状況
 4 動作継続の「ていた」と完了相「た」の使い分け
 5 過去を「ていた」で表示するもの
 6 「ていた」が表す過去の状態
 7 発見の用法の成立条件
 8 間接的な表現の「言っていた」
 9 完了の「ていた」
 10 まとめ
 11 会話と新書における「ていた」
 
■第6章 「ていない」の用法
 1 「ていない」の先行研究
 2 「ていない」の分類
 3 「ていない」の使用状況概観
 4 「ていない」の使われ方
 5 まとめ
 
■第7章 まとめ
 1 科学的なテクストでのテンス
 2 効力持続をどう捉えるか
 3 「ている」の用法
 4 「ていた」の用法
 5 「ていない」の用法
 6 課題とこれからの研究
 7 日本語教育への提言
著者紹介
江田 すみれ(ごうだすみれ)

日本女子大学教授

1950年生まれ。1979年国際基督教大学大学院比較文化研究科博士課程前期修了。国際基督教大学教養学部助手、タイ国タマサート大学教養学部派遣講師(国際交流基金による派遣)、早稲田大学別科国際部非常勤講師、杏林大学外国語学部を経て、2004年4月より現職。

出版物に、「動詞『いく』『くる』の意味と用法について」『日本語教育論文集―小出詞子先生退職記念―』(凡人社 1997年)。『日本語教育』『台湾日本語學報』などに発表多数。

日本語文法項目用例文データベース『はごろも』の作成に関わる。