文と事態類型を中心に

文と事態類型を中心に

仁田義雄[著]

定価
5,060円(4,600円+税)
ISBN
978-4-87424-709-9 C3081
発売日
2016/10/18
判型
A5
ページ数
384頁
ジャンル
日本語学 ― 日本語学専門
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文や文が担い表している命題内容・事態の意味的類型に関わりを持つ問題について考える。形容詞文・名詞文に対する分析・記述を行う。

関連情報

目次
第一部 文とモダリティを中心に
第1章 文について
第2章 文の種類をめぐって
第3章 モダリティについて
第4章 述語をめぐって

第二部 命題の意味的類型との関わりにおいて
第5章 命題の意味的類型への概観
第6章 状態をめぐって
第7章 属性を求めて
第8章 形容詞文についての覚え書
第9章 名詞文についての覚え書
第10章 名詞の語彙−文法的下位種への一つのスケッチ

第三部 命題と文法カテゴリの相関をめぐって
第11章 事態の類型と未来表示
第12章 モダリティと命題内容との相関関係をめぐって
著者紹介
仁田 義雄(にった よしお)
関西外国語大学教授・大阪大学名誉教授。文学博士。
大阪府茨木市生れ。東北大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。
主要著書に,『語彙論的統語論』(1980,明治書院),
『日本語のモダリティと人称』(1991,ひつじ書房),
『副詞的表現の諸相』(2002,くろしお出版),
『ある近代日本文法研究史』(2005,和泉書院),
『仁田義雄日本語文法著作選』4巻(2009~2010,ひつじ書房)などがある。