ことばと文字 13号
地球時代の日本語と文字を考える
公益財団法人日本のローマ字社[編集・発行]
- 定価
- 1,760円(1,600円+税)
- ISBN
- 978-4-87424-015-1 C3381
- 発売日
- 2020/4/13
- 判型
- A5
- ページ数
- 213頁
- ジャンル
- 日本語学 ― <ことばと文字>
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- 紀伊國屋書店 丸善・ジュンク堂書店・文教堂
特集「俳句のことば、俳句の表記」。浅川芳直/神野紗希/堀切克洋/福田浩之/木山幸子
<ことばと文字>
■公益財団法人 日本のローマ字社 編集・発行
国際化時代に「日本語の未来と文字を考える」雑誌。特定の文字による日本語改革論を会員のみで述べあうのではなく、広くことばと文字をテーマとして議論を交わす場に。1~12号は年2回、・・・(全文を読む)13号以降は年1回刊行。2号以降は毎号特集あり(品切あり)。
関連情報
- 目次
- 【特集 俳句のことば、俳句の表記】
〈緒言〉「俳句のことば」への誘い
浅川芳直
表記と五感 視覚と連動する聴覚・触覚
神野紗希
俳句における〈テイル形〉―〈写生/文〉における時間表象の観点から―
堀切克洋
三橋鷹女「紫のお座布団」にみる原石鼎とのかかわり―引用句の表記に着目しながら―
福田浩之
俳句の心理言語学的一考察―定型詩を介した感情認知について
木山幸子
短詩を読む行為における「作者の意図」の位置―解釈についてのデイヴィドソンの観点を擁護する―
浅川芳直
【〈特別企画〉映像と日本語教育】
映像と日本語教育―その歴史と特性―
臼井直也
映画を介したことばと文化の学び―学習者の「文化翻訳」に注目して―
保坂敏子
日本語教育におけるCMの可能性清水美帆/篠崎佳恵
アニメと日本語教育―2020年以降のアニメ活用の新たな地平に向けて―
臼井直也
【研究最前線】
東京裁判・法廷論争の中の言語問題〈1〉
高取由紀
【〈論考〉ことばの表記・ことばの決まり】
方言を仮名で書く―琉球宮古語池間方言を例に―
田窪行則
〈まいにち ひらかな しんぶんし〉の漢語
ショーン・ニコルソン
動作をあらわす名詞を持つ文―述語以外の文の成分の場合―
須田義治
占領下の「日本人の読み書き能力調査」に関連する言説の検証(中)
茅島 篤
【ことばの教育の現場から】
サラエボにおける学習者のボランティア活動〈小学校/高校への日本文化紹介〉
―ボスニアで日本文化を伝える意義を考える―
宮野谷希
J-popを使用した日本語ディクテーション授業の実践報告―シンガポールの現場から―
吉田 涼
日本語教師養成課程における文字、ローマ字教育
馬場良二
【エッセイ】
コンピュータ縄文人の足跡―『ケンブリッジ大学所蔵和漢古書総合目録』記述の悪戦苦闘など―
林 望
「パエリャ」か「パエージャ」か―スペイン語のカタカナ表記をめぐって―
木村琢也
表現としての幅広さと死角―「今年の漢字」現象を考える―
円満字二郎
『雪国』冒頭部の翻訳をめぐって―中島文雄『日本語の構造』(1987年)を機縁として―
青山文啓
【人とことば】
昭和初期のパラオからの留学生エラケツ(Ngiraked)の留学前後―日本統治時代のパラオと日本の間―
河路由佳
【本の紹介】
松田結貴(著)『ポピュラーカルチャーの詩学:日本語の文字に秘められたマルチモダリティ』
浜田盛男
著者紹介
「日本語学 ― <ことばと文字>」の他の本
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公益財団法人日本のローマ字社 編集・発行
2021/4/7 発売
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