ことばと文字 8号
国際化時代の日本語と文字を考える
公益財団法人日本のローマ字社[編集・発行]
- 定価
- 1,320円(1,200円+税)
- ISBN
- 978-4-87424-685-6 C3381
- 発売日
- 2017/10/11
- 判型
- A5
- ページ数
- 186頁
- ジャンル
- 日本語学 ― <ことばと文字>
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- 紀伊國屋書店 丸善・ジュンク堂書店・文教堂
特集「ことばのバリエーション」。渋谷勝己/白岩広行/白坂千里/當山奈那/笹原宏之/小田佐智子/平本美恵/竹井尚子/ほか
<ことばと文字>
■公益財団法人 日本のローマ字社 編集・発行
国際化時代に「日本語の未来と文字を考える」雑誌。特定の文字による日本語改革論を会員のみで述べあうのではなく、広くことばと文字をテーマとして議・・・(全文を読む)論を交わす場に。1~12号は年2回、13号以降は年1回刊行。2号以降は毎号特集あり(品切あり)。
関連情報
- 目次
- 【「特集」ことばのバリエーション Variation in Japanese Language】
■序論
現代社会のことばのバリエーション
渋谷勝己
■第1部 個性・多様性の追求
変わりゆく方言の役割
白岩広行
方言話者の携帯メールのことば ―電話のことばと対照して―
白坂千里
ことばの多層性 ―首里のことばを例にして―
當山奈那
表記の多様化
笹原宏之
■第2部 混じり合うことば
自然習得者の日本語運用の特徴
小田佐智子
外国語使用のバリエーション ―「母語・非母語」を超えた言語行動の多様性―
サウクエン・ファン
海外の日本語 ―日系社会のニホンゴ―
平本美恵
【研究最前線】
日本語経験を通してのアイデンティティ形成
―国際結婚の親を持つカナダ在住青年のケース―
竹井尚子
【<論考>ことばの表記・ことばと社会・作家と文体】
常用漢字の源流をさぐる(3)
杉本つとむ
米国図書館目録における日本語のローマ字表記法
工藤庸子
外来語の問題点 中国語への翻訳作業を通して
蒋 偉・三枝令子
近代ドイツの外来語排斥運動から考える
嶋津 拓
村上春樹作品における欧文脈をめぐって ―文体構築の観点から―(3)
霜崎 實
【ことばの教育の現場から】
「書けない」というおとなを支援する
秦野玲子
中国語を母語とする上級学習者における表記の問題 ―ひらがな―
深田嘉昭
【人とことば】
《連載》日米戦争中のハワイ大学でドナルド・キーンが学んだ日本現代文学
―菊池寛「勝敗」の感想文と教師、上原征生(ゆくお)―
河路由佳
著者紹介
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